短編。
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良い趣味ね、と家具やアロマに…部屋のセンスを褒める余裕は今は何処にもない。
私は自宅の屋根裏部屋で使い魔を召喚しようとしただけなのに。
目が覚めれば知らない場所に恐ろしく美しい青い悪魔。
_____________________
『貴様のような小娘が俺を呼び出そうとしたのか?』
この青い悪魔が魔界最強の悪魔バージルだと認識した時には既に遅かった。
『貴様って、ひど…私はアヤよっ…!』
バージルのかけた強い呪術のせいで身体の力が入らない。
残りわずかな魔力での抵抗は空しく、動くのは口のみ。
『…待っ、ちょっと何っ』
迫り来る悪魔の圧倒的存在に目を閉じて顔を背けた。
アヤの言葉に耳を傾けることなく腰に手をかけ身体を引き寄せると
バージルは首元や胸元に付着した血液を舐め始める。
『っ…て、や…』
バージルの唇がアヤのか弱い懇願を途中で打ち消すと
太い指が膝から上へと滑らかな動きで這ってくる。
力が入らず抵抗できない身体はどんどん暗い底へ引きずられて行くようで。
意識が朦朧とするなかで思うは己の非力さ。
このまま
私は
この青い悪魔に殺されてしまうのか。
好きなように弄ばれる身体は踊るように跳ねあがった。
バージルの口角が上がる。
『お前がどんなものか試してみるか。』
悪魔と踊ろう。
fin
私は自宅の屋根裏部屋で使い魔を召喚しようとしただけなのに。
目が覚めれば知らない場所に恐ろしく美しい青い悪魔。
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『貴様のような小娘が俺を呼び出そうとしたのか?』
この青い悪魔が魔界最強の悪魔バージルだと認識した時には既に遅かった。
『貴様って、ひど…私はアヤよっ…!』
バージルのかけた強い呪術のせいで身体の力が入らない。
残りわずかな魔力での抵抗は空しく、動くのは口のみ。
『…待っ、ちょっと何っ』
迫り来る悪魔の圧倒的存在に目を閉じて顔を背けた。
アヤの言葉に耳を傾けることなく腰に手をかけ身体を引き寄せると
バージルは首元や胸元に付着した血液を舐め始める。
『っ…て、や…』
バージルの唇がアヤのか弱い懇願を途中で打ち消すと
太い指が膝から上へと滑らかな動きで這ってくる。
力が入らず抵抗できない身体はどんどん暗い底へ引きずられて行くようで。
意識が朦朧とするなかで思うは己の非力さ。
このまま
私は
この青い悪魔に殺されてしまうのか。
好きなように弄ばれる身体は踊るように跳ねあがった。
バージルの口角が上がる。
『お前がどんなものか試してみるか。』
悪魔と踊ろう。
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