角名倫太郎
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カーテンから差し込む日差しに思わず目を瞑る。
今日は二人のオフが重なった貴重な日。俺は試合も練習も無いし、◯◯も繁忙期を終えて休みを合わせてくれた。
せっかくの天気だし彼女が行きたいって言ってたカフェに行くのもいいし、少し遠出するのもありだな。
出掛けるにしてもその前にもう少しこうやって、◯◯を抱え込むようにくっついてたい。
久々に会えるまで俺は遠征試合だったし、彼女も繁忙期で自宅には寝に帰るのが精一杯だったらしい。連絡こそなんとか取っていたけれど会えたのは一ヶ月以上空いていた。久しぶりに会えた嬉しさから、昨晩はついがっついて無理させた自覚はある。
昨日の色っぽい表情からは想像出来ないくらい、◯◯は今はあどけない顔でまだ夢の中にいる。寝顔を見るのはかわいいし飽きないんだけどそろそろ俺に構ってほしい。
寝てるのをいいことに撫でたり、髪や額、頬にキスを落とす。
「うぅん。りんたろ? おはよ。」
身動ぎながらこちらを見つめている。
眠いのか目が半開きで、そういうところも可愛く思う俺は重症なのかもしれない。
まだ昨晩の余韻が残っているのかぽやぽやしてる。
「◯◯、おはよう。」
朝ご飯は、まだいいか。起きるにもまだ早めの時間だしあと少しくっついていよう。
ピンポーン
この雰囲気に合わない無機質な音。こんな時間からインターホン鳴らすなんてどうせ宅配便だろうし、ほっとけばいい。宅配ボックスに入れるか不在届入れるなりなんとかなるでしょ。
せっかく堪能してたのに中断させられていい気はしない。
「宅配かな? 今行きます〜。」
眠い目を擦りながら、玄関へ歩き出す彼女。
「ちょっと待って!」
慌ててベッドから抜け出す。
「どうせ俺宛の宅配なんだから出なくていいよ。」
彼女が出るとなれば話は変わってくる。
「出ないのは良くないよ〜。」
家に居るのに、なんて欠伸しながら言う。
「いや、でも……。」
「倫太郎は寝てて。私、出てくる。」
まさか、わざわざその格好で出るとか言わないよね。
俺のシャツを着ているけど、◯◯には大きすぎて丈の短いワンピースくらいに見える。胸元だって屈めば見えるだろうし、女性特有の身体のラインも丸わかり。そもそもシャツの下、履いてる……?
「その服で出ないよね?」
「えー? 待たせてるし。」
「下、履いてる?」
「履いてるよ!」
俺のシャツの下に履いているというショートパンツ。しっかりシャツに隠れていて傍から見るとまるで何も履いてないようだ。◯◯の細くてかわいらしい足がこれでもかってくらい晒されている。
――は? 本当にその格好で出るの?
なんのお構い無しに扉を開けている。
いやいや、宅配の人、男だし、がっつり見られてる。全てがあり得ない。
にこやかに、◯◯は「お待たせしました〜。」なんて屈みながらサインを書こうとしている。もう我慢ならなかった。早足で玄関へ向かう。
「サインは俺がするから。」
無防備な彼女やその彼女を見られたことによる苛々は隠しきれず、言葉は短く彼女へ伝える。
「コーヒー入れてきて。」
「……はーい。」
いつもと違う雰囲気を感じ取ったのか、大人しくパタパタと足音を響かせながら彼女はキッチンへ向かう。なんとか玄関から移動させ、代わりに乱暴に荷物を受け取り雑な字でサインする。「どうも。」なんて無愛想ながらに一応挨拶だけして、いつもより強く扉を閉めた。
見ず知らずの男にあんな姿の彼女を見られたかと思うと頭がおかしくなりそう。いや、顔見知りの男に見られても嫉妬で怒り狂うけど。
「倫太郎、コーヒーできたよ!」
お揃いのマグカップにはコーヒーが注がれている。いい香りが鼻腔をくすぐるが今は呑気に飲んでる余裕はない。彼女は美味しそうに飲んでいるけどこの状況わかってない。俺がどれだけ嫉妬してるかなんて夢にも思ってないんだろうな。
「ちょっと来て。」
華奢な手首を取り、先程まで二人の温かさが残っていたベッドへ押し倒す。
「倫太郎? あ、の、どうしたの?」
眉毛を下げながら上目がちに見上げてくる◯◯は不安そうにしている。
「俺、その格好で出るのやめてって言ったよね?」
「ごめん、でも待たせてたし。」
「さっきの宅配の人、」
晒されている太股の内側をわざとやらしい手つきで触る。
「足や胸元がっつり見てたよ。」
「そんな事ないよ、考えすぎだってば。」
「は?」
あんなに見られてといて自覚もないの?
彼女の両手首を頭上に一つに纏め、片手で拘束する。これだけなのに男女の力の差は大きいもので◯◯の手は抜け出せない。
「り、んたろ、なに、するの?」
その質問には何も答えずに乱暴に口内を犯す。舌先が逃げようとするがそんなの許さない。逃げる舌先を追い執拗に責め続ける。
口内からはほんのりコーヒーの味がした。さっきのことがなければ今頃、2人でのんびりコーヒーでも飲んでただろう。
「んっ、ちょっ、やっ! 倫太郎、待って。」
「無理。」
「あっ、やッ」
シャツの上から双丘の間からお臍辺りを指先でなぞる。
「こんなゆるいシャツ着てさ、屈めば胸元だって見えてるんだよ。」
シャツの下から下着を胸元上にずらし揉みしだく。いつもなら丁寧に下着だって扱うけど今はそんなことどうだっていい。より強く触ったせいか余計、◯◯は不安そうに見える。
「ひッ! りんたろ、や、やめてっ。」
「本当にわかってる? こんなショートパンツなんも役に立たないでしょ。」
腕の拘束を解いて、ショートパンツを一気にずり下ろす。俺のシャツに隠れてほとんど見えてなかった。こんなのなにも履いてない状態と変わらないし、足だって見せすぎている。
足を閉じられないように◯◯の足の間に俺の足を挟む。
そして下着越しに大切な部分に触れる。
「やだやだ! 倫太郎、お、ねがっ、い…!」
俺の肩を押し返すけどそんなの全く意味をなさない。
すっかり涙目になっているけど、まだ駄目。俺の嫉妬は収まらない。
再び角度を変えながら口内を犯し、手を下着の中へ入れ直接触る。
「うっ、こ、んなの……、やだよぉ。」
◯◯の頬に一筋の涙がこぼれる。
「……なんで俺が怒ってるかわかる?」
「わ、私がこの服で出たから。ごめんなさい。」
両手で目元を覆ったかと思えば、すすり泣く声が聞こえた。
しまった、やり過ぎた。
慌ててベッドから起こして抱きしめながら背中を擦る。
「ごめん、俺もここまでするつもりじゃなかった。もし◯◯に何かあったら俺、嫌なんだよ。それだけはわかって。」
「ううん、私こそごめんなさい。もうしない。」
そっと唇へ触れる。無理矢理してたから少し赤くなっている。
「怖がらせてごめん。俺の事嫌いになった?」
「ならないよ。」
ゆっくり左右に首を振りながら伝えてくれた。
「倫太郎が心配してくれたのに。私こそごめんなさい。」
「うん、わかってくれたらいいよ。」
衣服を整え、ベッドからお姫様抱っこでリビングのソファへ下ろす。ソファへ座っている足元にしゃがみ込み目線を合わせ、手を握る。まだ微かに手が震えている。
「◯◯、本当にごめん。」
俺、なにやってるんだろう。大好きで大切な彼女を自分の嫉妬で怖がらせて。二人のオフが重なる日なんて貴重で、本来なら出掛けたりもっと楽しく穏やかな時間が過ごせていたはずだ。
「朝ご飯用意するから待ってて。」
ここにいても怖がらせるくらいなら、キッチンへ行って少し距離を取ろう。
キッチンへ向かい支度していると、ドンっと腰に重みがやってきた。振り向くと抱きついている◯◯がいて。俺の背中に顔を隠しながら「私も一緒にやる。」なんてかわいいこと言う。
「じゃ、こっちお願い。」
サラダを作ってもらい、俺はお詫びになるかわからないけど◯◯の好きなものを作ることにした。
「ね、何つくるの?」
「フレンチトーストにしようかな。」
「やった! 倫太郎のフレンチトースト大好き!」
よかった。さっきまでぎこちなかったけど、少しずついつもの朝に戻ってきた。
「コーヒー、冷めちゃったから入れ直すね。」
「いいよ、俺のせいで冷ましちゃったから。」
たまには二人で朝ご飯作るのもいいかも。
なんか新婚さんみたいだし。
2人で作ったフレンチトーストと冷めたコーヒーからはとびきり甘い味がした。