ルフィ(op)【手】でお題 2013了
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「いいか?静かになっ!」
「言ってるルフィがうるさいよ。静かにして」
バレルよっ、とルフィに向かって人差し指をたてる。ルフィは真剣な顔をしてコクリと頷いた。
コソコソと昼間の穏やかなときにこそ泥よろしく冷蔵庫に忍び寄る。
何故こんなことをしているのかというと、お昼ご飯を食べた後、小腹が減った!と叫んだルフィによって釣りは中断。
盗み食いを働くことにした。私じゃない。ルフィが。
ウソップとチョッパーはサンジに怒られるのが怖くて逃げ出した。私も逃げたかったけど、無理矢理引きずられた。ルフィに。
「うー…絶対怒られるよぅ…」
「アンナもムース食べてェだろ?」
「う、…た、食べた、いけど…でも、ばれるよ」
今日のおやつに、とサンジさんが苺ムースを作っていたのを見ていた。それをルフィに言ったら、よし食おう!となったのだ。あれ、私のせいなのか?
「あった!」
がちゃりと冷蔵庫をあけて、中を覗けばど真ん中に鎮座した可愛らしいピンクのムース。
それには私も目を輝かせる。
「わぁ!」
ルフィが手を伸ばしてムースを取れば、思わずルフィと私の手の平をたたき合わせる。ぱしん、といい音がした。
「やった!おいしそー!かわいー!」
「うまほー!」
二人で顔を見合わせてニヤリと笑った。
【ハイタッチ】
お題先確かに恋だった