3話:はじめてジム戦やりました。
「……チャレンジャーにはポケモンの交換が認められていますがいかがなさいますか?」
ようやくポケモンバトル出来ると判断したのか審判が話しかけてくる。
そうだ、俺たちのポケモンはウオノラゴンとアリゲイツのチームとポケモンバトルしたばかりで疲れてるはずだ。
せめて回復くらいさせてやりたいのだが、どうやらここのジムのルールはジムトレーナーとジムリーダーの連戦で、ポケモンの交代は許されてもポケモンの回復まではさせてもらえないようだ。
ジムリーダーがアレすぎて、ルールなんかないように感じてはいたけど。
「ノアールどうする?」
「きゅー!」
「ムチュールちゃんは?」
「むっちゅ!」
しかし、そんな心配はなんのその。
ムチュールも、ジニアのオオタチもやる気満々。
………交代する方がこの2匹に失礼か。
「「このままで!」」
俺とジニアの声がシンクロする。
なんかこういうのも新鮮。
俺たちの想いはひとつ、ということか。
「わかりました。
………これよりジムリーダーノゾミと!チャレンジャーのカツトシ、ジニアペアのポケモンバトルを行います!
それでははじめっ!!」
「ノアール!ムチュールをのせてやれ!」
「ムチュールはオオタチに乗って“こなゆき”!」
「きゅっ!」
「むっちゅ!」
審判の声と共に、俺たちは自分のポケモンたちに指示を出す。
それに答えるポケモンたち。
こうして、正真正銘はじめてのジムリーダー戦が始まったのだ。
《こなぁぁぁぁぁぁぁゆきぃぃぃぃぃねぇ!!》
………ただ、ムチュールにこなゆき使わせる度に、勇騎さんの粉雪を聞かされる仕様だけはなんとかなんないのかな?
ようやくポケモンバトル出来ると判断したのか審判が話しかけてくる。
そうだ、俺たちのポケモンはウオノラゴンとアリゲイツのチームとポケモンバトルしたばかりで疲れてるはずだ。
せめて回復くらいさせてやりたいのだが、どうやらここのジムのルールはジムトレーナーとジムリーダーの連戦で、ポケモンの交代は許されてもポケモンの回復まではさせてもらえないようだ。
ジムリーダーがアレすぎて、ルールなんかないように感じてはいたけど。
「ノアールどうする?」
「きゅー!」
「ムチュールちゃんは?」
「むっちゅ!」
しかし、そんな心配はなんのその。
ムチュールも、ジニアのオオタチもやる気満々。
………交代する方がこの2匹に失礼か。
「「このままで!」」
俺とジニアの声がシンクロする。
なんかこういうのも新鮮。
俺たちの想いはひとつ、ということか。
「わかりました。
………これよりジムリーダーノゾミと!チャレンジャーのカツトシ、ジニアペアのポケモンバトルを行います!
それでははじめっ!!」
「ノアール!ムチュールをのせてやれ!」
「ムチュールはオオタチに乗って“こなゆき”!」
「きゅっ!」
「むっちゅ!」
審判の声と共に、俺たちは自分のポケモンたちに指示を出す。
それに答えるポケモンたち。
こうして、正真正銘はじめてのジムリーダー戦が始まったのだ。
《こなぁぁぁぁぁぁぁゆきぃぃぃぃぃねぇ!!》
………ただ、ムチュールにこなゆき使わせる度に、勇騎さんの粉雪を聞かされる仕様だけはなんとかなんないのかな?