3話:はじめてジム戦やりました。
───ナカムラジム。
外見は『俺たちの世界』にもあるスポーツジムのような建物だった。
しかし、中に入った途端、俺たちの目に飛び込んできたのは巨大なプールの真ん中にセットされたスタジアム。
そして俺たちの目の前にはノゾミ大夫・シビルドンアーマー………あぁ!名前が長いっ!もう『ノゾミドン』でいいや。
すまねぇ、話を続けようか………目の前にはそのノゾミドンが待っている。
そして、ジムトレーナーたちがふたり、ノゾミドンの前に立っている。
ジムリーダーに挑めるほどの力量の持ち主か確かめるのが『ジムトレーナー』。
こちらは俺たちの顔見知りではなくNPCだが………やっぱり最初のジムだから人も少ないか………。
「さぁ、君たちが我が女王の相手に相応しい者たちかどうか確かめさせてもらおう………ケイツくん」
「命令するなウオズ…………」
「………なんか聞いたことある名前だな」
「「?」」
『ケイツ』と呼ばれた黒いジャージの少年と、『ウオズ』と呼ばれた黒いマフラーを着けた男。
ジニアはそのNPCのトレーナーたちを見ると苦笑する。
よく分からないが、知り合いにでも顔が似ているのだろうか?
「まぁ、いいや………ダブルバトルならやってやるよ!ジニア!」
「俺はバトルじゃなくてのんびりとポケモンたちと遊びたいんだけどな………仕方ねぇか」
ふたりのジムトレーナーと俺とジニアのコンビはそれぞれボールを構える。
事前情報によるとこのナカムラジムはみずタイプのポケモン専用のジムらしい。
……最初にほのおタイプを選んでいたら詰んでいたかもしれないヤツだが、残念。
俺はほのおタイプのポケモンどころか、最初から空のモンスターボールしか貰えなかったんだよ。
「これより、ジムトレーナーのケイツ、ウオズチームとカツトシ、ジニアチームの試合を行います!
それでは……はじめっ!!」
「「「「いけっ!!」」」」
どこからともなく現れた審判の声がスタジアムに響くなか、俺たちの戦いは始まった………
外見は『俺たちの世界』にもあるスポーツジムのような建物だった。
しかし、中に入った途端、俺たちの目に飛び込んできたのは巨大なプールの真ん中にセットされたスタジアム。
そして俺たちの目の前にはノゾミ大夫・シビルドンアーマー………あぁ!名前が長いっ!もう『ノゾミドン』でいいや。
すまねぇ、話を続けようか………目の前にはそのノゾミドンが待っている。
そして、ジムトレーナーたちがふたり、ノゾミドンの前に立っている。
ジムリーダーに挑めるほどの力量の持ち主か確かめるのが『ジムトレーナー』。
こちらは俺たちの顔見知りではなくNPCだが………やっぱり最初のジムだから人も少ないか………。
「さぁ、君たちが我が女王の相手に相応しい者たちかどうか確かめさせてもらおう………ケイツくん」
「命令するなウオズ…………」
「………なんか聞いたことある名前だな」
「「?」」
『ケイツ』と呼ばれた黒いジャージの少年と、『ウオズ』と呼ばれた黒いマフラーを着けた男。
ジニアはそのNPCのトレーナーたちを見ると苦笑する。
よく分からないが、知り合いにでも顔が似ているのだろうか?
「まぁ、いいや………ダブルバトルならやってやるよ!ジニア!」
「俺はバトルじゃなくてのんびりとポケモンたちと遊びたいんだけどな………仕方ねぇか」
ふたりのジムトレーナーと俺とジニアのコンビはそれぞれボールを構える。
事前情報によるとこのナカムラジムはみずタイプのポケモン専用のジムらしい。
……最初にほのおタイプを選んでいたら詰んでいたかもしれないヤツだが、残念。
俺はほのおタイプのポケモンどころか、最初から空のモンスターボールしか貰えなかったんだよ。
「これより、ジムトレーナーのケイツ、ウオズチームとカツトシ、ジニアチームの試合を行います!
それでは……はじめっ!!」
「「「「いけっ!!」」」」
どこからともなく現れた審判の声がスタジアムに響くなか、俺たちの戦いは始まった………