2話:希望の担い手(笑)が人間辞めてました。
「なんであんたが…………!」
その顔を見れば俺はノエルを護るように奴に立ちはだかり構える。
「え?えぇ!?どうしたんですか!?」
俺の剣幕に困惑し狼狽えるリクニシさん。
まぁ、事情を知らない人にしてみたら狼狽えるってのも納得な訳で。
「………待て」
ここでジニアが俺の肩に手をおく。
………『冷静に様子を伺え』ってか?
確かにクルスさんやリオ、それからユーキド博士みたいにおかしくなってた人もいたからな。
もしかしたら目の前のこいつも“今は”敵意はないのかもしれない。
「ごめんなさい…………知り合いに似ていたもので」
「そうですか………どうぞ、おかけください」
とりあえずは様子を見ることにしよう。
俺たちは構えを解くと、ミチノリ社長に導かれるままソファーに腰かける。
「この度は我が社の社員を助けていただきありがとうございました。
リクニシたち研究員には我が社の新商品である『デボンスペック』の運用実験を行ってもらっていたのですが……」
「“デボンスペック”?」
──聞きなれない単語だ。
名前的にはなんかの道具なんだろうが……ポケモンにはそんな名前の道具はない。
しかし、ミチノリ社長はリクニシさんを呼び寄せるとリクニシさんはミチノリ社長に何かを渡す。
それは桃色の宝珠が埋め込まれた腕輪のようなものだった。
「これが我が社の新商品の『デボンスペック』です。
これはポケモンと人間の絆の力によりポケモンに更なる力を与えるアイテムです。
バトル中にポケモンに更なる進化をもたらす『メガシンカ』。
バトル中に1度限り使える大技『Zワザ』。
特定の場所でのみ使えるポケモンの巨大化『ダイマックス』。
そして、ポケモンのタイプを変えてしまう『テラスタル』。
この4つの中から好きなものを選んで使用できます」
「全部使えるのかよ!?……すげぇな」
「無論、特定のポケモンなら『キョダイマックス』も使用できますよ」
なるほど……。
最近のゲームのポケモンの強化要素を選べるこのゲームならではの要素なのね………。
て言うかユーキド博士……じゃなくて勇騎さんも欲張ったなぁ………。
その顔を見れば俺はノエルを護るように奴に立ちはだかり構える。
「え?えぇ!?どうしたんですか!?」
俺の剣幕に困惑し狼狽えるリクニシさん。
まぁ、事情を知らない人にしてみたら狼狽えるってのも納得な訳で。
「………待て」
ここでジニアが俺の肩に手をおく。
………『冷静に様子を伺え』ってか?
確かにクルスさんやリオ、それからユーキド博士みたいにおかしくなってた人もいたからな。
もしかしたら目の前のこいつも“今は”敵意はないのかもしれない。
「ごめんなさい…………知り合いに似ていたもので」
「そうですか………どうぞ、おかけください」
とりあえずは様子を見ることにしよう。
俺たちは構えを解くと、ミチノリ社長に導かれるままソファーに腰かける。
「この度は我が社の社員を助けていただきありがとうございました。
リクニシたち研究員には我が社の新商品である『デボンスペック』の運用実験を行ってもらっていたのですが……」
「“デボンスペック”?」
──聞きなれない単語だ。
名前的にはなんかの道具なんだろうが……ポケモンにはそんな名前の道具はない。
しかし、ミチノリ社長はリクニシさんを呼び寄せるとリクニシさんはミチノリ社長に何かを渡す。
それは桃色の宝珠が埋め込まれた腕輪のようなものだった。
「これが我が社の新商品の『デボンスペック』です。
これはポケモンと人間の絆の力によりポケモンに更なる力を与えるアイテムです。
バトル中にポケモンに更なる進化をもたらす『メガシンカ』。
バトル中に1度限り使える大技『Zワザ』。
特定の場所でのみ使えるポケモンの巨大化『ダイマックス』。
そして、ポケモンのタイプを変えてしまう『テラスタル』。
この4つの中から好きなものを選んで使用できます」
「全部使えるのかよ!?……すげぇな」
「無論、特定のポケモンなら『キョダイマックス』も使用できますよ」
なるほど……。
最近のゲームのポケモンの強化要素を選べるこのゲームならではの要素なのね………。
て言うかユーキド博士……じゃなくて勇騎さんも欲張ったなぁ………。