1話:ポケモンの世界になりました。
「全く………頭痛の種を増やすなよ………」
「いや………かえっていい機会かもしれないぜ?」
すっかり風変わりした部下の姿に頭を抱えるジニア。
まぁ、気持ちはわからんこともないけど……ちゃんとイベントが発生したのだ。
ポケモンバトルしない手はない。
俺とジニアはそれぞれモンスターボールを構える。
「いけっ!ヒメ!」
「行け!モコ!」
俺たちはそれぞれボールのボタンを押し、野球ボールサイズとなったボールを投げる。
すると俺の投げたボールからはヒメが、ジニアの投げたボールからはエルフーンが飛び出した。
「ゴー!ロゼリアっ!」
「いけ!サボネア!」
同じようにリオとクルスさんもボールを投げる。
二人が投げたボールからはどちらもくさタイプのポケモンが飛び出した。
リオの投げたボールからは両腕に赤と青の薔薇を宿した『ロゼリア』、
クルスさんの投げたボールからはサボテンのような姿のポケモン『サボネア』が。
それぞれボールから飛び出し、ロゼリアの方は華麗に着地するもサボネアは……………
「サ~ボネェ~~~~!!」
「ぎゃああああああああ!!」
着地する前に方向転換。
クルスさんに飛びかかる。
端から見れば襲われているように見えるが、サボネアは襲っている訳ではない。
サボネアの声色や表情から察するクルスさんが大好きすぎて甘えているのだ。
しかしサボネアはサボテンのポケモン。
全身は刺だらけ。
だから……………
「刺さってる刺さってる!!
痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!
サボネア!私ではない!
攻撃するのはお前の後ろ!
お前の後ろの奴らだから!!」
………こうして全身に刺が刺さりまくるのだ。
でも………ポケモンに愛されているからいいんじゃね?
「よくないわァァァァァァァァァ!!」
「いや………かえっていい機会かもしれないぜ?」
すっかり風変わりした部下の姿に頭を抱えるジニア。
まぁ、気持ちはわからんこともないけど……ちゃんとイベントが発生したのだ。
ポケモンバトルしない手はない。
俺とジニアはそれぞれモンスターボールを構える。
「いけっ!ヒメ!」
「行け!モコ!」
俺たちはそれぞれボールのボタンを押し、野球ボールサイズとなったボールを投げる。
すると俺の投げたボールからはヒメが、ジニアの投げたボールからはエルフーンが飛び出した。
「ゴー!ロゼリアっ!」
「いけ!サボネア!」
同じようにリオとクルスさんもボールを投げる。
二人が投げたボールからはどちらもくさタイプのポケモンが飛び出した。
リオの投げたボールからは両腕に赤と青の薔薇を宿した『ロゼリア』、
クルスさんの投げたボールからはサボテンのような姿のポケモン『サボネア』が。
それぞれボールから飛び出し、ロゼリアの方は華麗に着地するもサボネアは……………
「サ~ボネェ~~~~!!」
「ぎゃああああああああ!!」
着地する前に方向転換。
クルスさんに飛びかかる。
端から見れば襲われているように見えるが、サボネアは襲っている訳ではない。
サボネアの声色や表情から察するクルスさんが大好きすぎて甘えているのだ。
しかしサボネアはサボテンのポケモン。
全身は刺だらけ。
だから……………
「刺さってる刺さってる!!
痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!
サボネア!私ではない!
攻撃するのはお前の後ろ!
お前の後ろの奴らだから!!」
………こうして全身に刺が刺さりまくるのだ。
でも………ポケモンに愛されているからいいんじゃね?
「よくないわァァァァァァァァァ!!」