1話:ポケモンの世界になりました。
「じゃあ……次だ。このゲームの元になったポケモンってどんな風にゲームを進めていくか覚えてるか?」
「………えーっと……まず博士からポケモンとポケモン図鑑貰って、それからライバルと戦って………それからはジム行ったりポケモン捕まえたり、悪の組織と戦ったり………って感じだよな。
イベントこそ多々あれど結構自由度の高いゲームだよな」
ここで元になったポケモンのゲームを振り替える。
シリーズによってまちまちだけど、大体はポケモンと図鑑貰って、ライバルと戦って、それから旅に出るって感じだよな。
それからポケモンを捕まえたり、ジム巡りしたり、ポケモンリーグに挑戦したり。
そしてチャンピオン打ち倒せば『殿堂入り』となり、ゲームクリアとなる。
そのあともゲームは続くのだけども、大体はリーグ制覇が目標だ。
でもこのポケモンというゲームの奥深さは自由度の高いゲーム性にある。
故にポケモンを集めるのもよし、強いポケモンを厳選して育成するもよし、『バトルタワー』に代表されるクリア後のやり込み要素をひたすらやるもよし。
最近ではネット対戦も盛り上がっている。
しかも現時点の最新作である『スカーレット』『バイオレット』は更にその自由度の高さに磨きがかかり、『ジム巡り』『スパイス探し』『悪の組織との戦い』の3つのストーリーラインを好きな順で遊べるというものになった。
とにかく、ポケモンというゲームの楽しみかたは人によって様々なのである。
「………で、こんなこと聞いて何になるんだよ?」
よくよく考えればこんな当たり前のこと聞いて何になるんだ。
俺は訝しげにジニアを見てはミックスオレを飲み干す。
「まだわかんねぇか?ここは紛いなりにもゲームの世界なんだ………」
「……お待たせしました!あなたたちのポケモンは全員元気になりましたよ!」
「サンキューな、ジョーイさん」
「あっ、どうも」
ここでようやく俺たちのポケモンの回復が終わり、ポケモンセンターでポケモンの治療を行ってくれるお姉さん……ジョーイさんがピンクのタマゴみたいなポケモンと一緒にやってくる。
このポケモンは『ラッキー』。アニメではよくポケモンセンターにいるが、ゲームではとにかく捕まえにくいことで有名なポケモンだ。
それにしても……ジョーイさんは見た目も連れてるポケモンも初代をオマージュしてるのね、勇騎さん。
そして『ポケセンおねえさん』じゃなくて『ジョーイさん』って名前になってる辺りアニメの方を意識してるのか。
………ちなみに俺はXYのジョーイさんが好みでした☆
俺たちがモンスターボールを受け取るとジョーイさんは元の場所へと受付へと戻っていく。
「出てこい、ノアール」
それを見届けたジニアは自分のポケモンであるオオタチを出す。
そして、何もない場所に手を翳せばオオタチの頭上にはレベルや能力を現す数値が記された画面が。
「なっ!?数値出るのかよ!?」
「だから言ったろうが」
………なるほど。
現実と見紛うばかりに、よくできてるけども、やはりここはあの勇騎さんの開発したゲームの世界って訳か。
ポケモンたちのパラメーターを見て、ようやくここがゲームの中の世界だと言うことを嫌でも実感する。
これでジニアの能力がなくても能力の把握が出来るわけだ………。
ていうか、パラメーターのチェックの仕方が異世界転生モノみたいになってんだけどそれは気にしちゃいけないか。
だが、ここでひとつ疑問が浮かんだ………。
「………じゃあヒメは?」
「………えーっと……まず博士からポケモンとポケモン図鑑貰って、それからライバルと戦って………それからはジム行ったりポケモン捕まえたり、悪の組織と戦ったり………って感じだよな。
イベントこそ多々あれど結構自由度の高いゲームだよな」
ここで元になったポケモンのゲームを振り替える。
シリーズによってまちまちだけど、大体はポケモンと図鑑貰って、ライバルと戦って、それから旅に出るって感じだよな。
それからポケモンを捕まえたり、ジム巡りしたり、ポケモンリーグに挑戦したり。
そしてチャンピオン打ち倒せば『殿堂入り』となり、ゲームクリアとなる。
そのあともゲームは続くのだけども、大体はリーグ制覇が目標だ。
でもこのポケモンというゲームの奥深さは自由度の高いゲーム性にある。
故にポケモンを集めるのもよし、強いポケモンを厳選して育成するもよし、『バトルタワー』に代表されるクリア後のやり込み要素をひたすらやるもよし。
最近ではネット対戦も盛り上がっている。
しかも現時点の最新作である『スカーレット』『バイオレット』は更にその自由度の高さに磨きがかかり、『ジム巡り』『スパイス探し』『悪の組織との戦い』の3つのストーリーラインを好きな順で遊べるというものになった。
とにかく、ポケモンというゲームの楽しみかたは人によって様々なのである。
「………で、こんなこと聞いて何になるんだよ?」
よくよく考えればこんな当たり前のこと聞いて何になるんだ。
俺は訝しげにジニアを見てはミックスオレを飲み干す。
「まだわかんねぇか?ここは紛いなりにもゲームの世界なんだ………」
「……お待たせしました!あなたたちのポケモンは全員元気になりましたよ!」
「サンキューな、ジョーイさん」
「あっ、どうも」
ここでようやく俺たちのポケモンの回復が終わり、ポケモンセンターでポケモンの治療を行ってくれるお姉さん……ジョーイさんがピンクのタマゴみたいなポケモンと一緒にやってくる。
このポケモンは『ラッキー』。アニメではよくポケモンセンターにいるが、ゲームではとにかく捕まえにくいことで有名なポケモンだ。
それにしても……ジョーイさんは見た目も連れてるポケモンも初代をオマージュしてるのね、勇騎さん。
そして『ポケセンおねえさん』じゃなくて『ジョーイさん』って名前になってる辺りアニメの方を意識してるのか。
………ちなみに俺はXYのジョーイさんが好みでした☆
俺たちがモンスターボールを受け取るとジョーイさんは元の場所へと受付へと戻っていく。
「出てこい、ノアール」
それを見届けたジニアは自分のポケモンであるオオタチを出す。
そして、何もない場所に手を翳せばオオタチの頭上にはレベルや能力を現す数値が記された画面が。
「なっ!?数値出るのかよ!?」
「だから言ったろうが」
………なるほど。
現実と見紛うばかりに、よくできてるけども、やはりここはあの勇騎さんの開発したゲームの世界って訳か。
ポケモンたちのパラメーターを見て、ようやくここがゲームの中の世界だと言うことを嫌でも実感する。
これでジニアの能力がなくても能力の把握が出来るわけだ………。
ていうか、パラメーターのチェックの仕方が異世界転生モノみたいになってんだけどそれは気にしちゃいけないか。
だが、ここでひとつ疑問が浮かんだ………。
「………じゃあヒメは?」