2話:魔法少女としてがんばります!……ってどおしてだよォォ!!
「ふーん、今度は君がエクスライザー使うんだ………」
立ち上がり、ジュエルドライバーを装着するジル。
「ノゾミ・ナカムラもそうだけど、君にその“力”、使いこなせるかな?」
「使いこなすさ…………なんとしても」
理緒の左腕にはカプセルホルダーが。
そして私は自身のドライバーを操作し、
理緒はカプセルを起動していく。
《シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!》
《ウィザード!》《ポッピー!》
「さァて……!先に祝いなよ、Re:BUILDの諸君。
これで、プリティ☆りおたんの誕生さ!」
あぁ~………やっぱりプリティ☆りおたんになりたいんだ、この子………。
なんか合法的に理由つけて人前で服脱ぎたいだけのような気もするけど………
………まっ、いっか。
「「変身!」」
《イージス!プリーズ!
カァァァ………カァァァァァァッ!!》
「ぐっ…………うぅぅっ……………!!」
私は白銀のホープ、『ホープ・イージススタイル』に変身。
そして理緒はというと…………
「あれ?なんかおかしいなぁ………?」
カプセルを読み込ませ、トリガーを引いても何も反応しないのだ。
「ちょっとどうしたの理緒!?」
ここはド派手にダブル変身!っていう定番のアレなはずなのに。
そして理緒もそういうの大好きなはずなのに。
………なんか水をさされた気分。
「ちょっと待って!もっかいやるから!変身!!」
敵を前にして焦る理緒は再びカプセルを読み込ませ、トリガーを引く。
すると………!
《デュアルフュージョン!》
「やった!」
やっと起動した。これで理緒も変身できる!!
プリティ☆りおたんになれるよ!
やったね、理緒ちゃん!
《ホープ!》
「「あるぇー?」」
…………ん?聞き間違えかな?
『ローズ』じゃなくて『ホープ』って言ったような………。
《プリティ☆のぞみん!!》
「はぁぁっ!?」
いやいやいやいや!
なにいってんの?流石にバグだよね?
そこはローズ・プリティ☆りおたんにしとこうよ。
本人だって変身したいんだから!
いいじゃん!私じゃなくて!!
ていうかなんで私?イミワカンナイ!
しかし、音声と共にエクスライザーから放たれた刻印は理緒の体を避けて私目掛けて飛んでくる。
私は思わずダッシュで逃げてしまう。
「…………やっぱりこうなるよね」
呆れ顔のジルと冷たい視線を送るディスペアー。
そりゃ呆れますよね!そうなりますよね!!
「だから…………私…………!」
ライダーの力を持って加速してもどれだけ逃げても絶対に追い付かれる。
こりゃ無理だ。逃げられない。
「変身するって言ってなぁぁぁぁい!!!」
瞬間、刻印がイージススタイルの鎧に刻まれ、鎧とついでに私の衣服も粉砕されてしまったのであった。
立ち上がり、ジュエルドライバーを装着するジル。
「ノゾミ・ナカムラもそうだけど、君にその“力”、使いこなせるかな?」
「使いこなすさ…………なんとしても」
理緒の左腕にはカプセルホルダーが。
そして私は自身のドライバーを操作し、
理緒はカプセルを起動していく。
《シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!》
《ウィザード!》《ポッピー!》
「さァて……!先に祝いなよ、Re:BUILDの諸君。
これで、プリティ☆りおたんの誕生さ!」
あぁ~………やっぱりプリティ☆りおたんになりたいんだ、この子………。
なんか合法的に理由つけて人前で服脱ぎたいだけのような気もするけど………
………まっ、いっか。
「「変身!」」
《イージス!プリーズ!
カァァァ………カァァァァァァッ!!》
「ぐっ…………うぅぅっ……………!!」
私は白銀のホープ、『ホープ・イージススタイル』に変身。
そして理緒はというと…………
「あれ?なんかおかしいなぁ………?」
カプセルを読み込ませ、トリガーを引いても何も反応しないのだ。
「ちょっとどうしたの理緒!?」
ここはド派手にダブル変身!っていう定番のアレなはずなのに。
そして理緒もそういうの大好きなはずなのに。
………なんか水をさされた気分。
「ちょっと待って!もっかいやるから!変身!!」
敵を前にして焦る理緒は再びカプセルを読み込ませ、トリガーを引く。
すると………!
《デュアルフュージョン!》
「やった!」
やっと起動した。これで理緒も変身できる!!
プリティ☆りおたんになれるよ!
やったね、理緒ちゃん!
《ホープ!》
「「あるぇー?」」
…………ん?聞き間違えかな?
『ローズ』じゃなくて『ホープ』って言ったような………。
《プリティ☆のぞみん!!》
「はぁぁっ!?」
いやいやいやいや!
なにいってんの?流石にバグだよね?
そこはローズ・プリティ☆りおたんにしとこうよ。
本人だって変身したいんだから!
いいじゃん!私じゃなくて!!
ていうかなんで私?イミワカンナイ!
しかし、音声と共にエクスライザーから放たれた刻印は理緒の体を避けて私目掛けて飛んでくる。
私は思わずダッシュで逃げてしまう。
「…………やっぱりこうなるよね」
呆れ顔のジルと冷たい視線を送るディスペアー。
そりゃ呆れますよね!そうなりますよね!!
「だから…………私…………!」
ライダーの力を持って加速してもどれだけ逃げても絶対に追い付かれる。
こりゃ無理だ。逃げられない。
「変身するって言ってなぁぁぁぁい!!!」
瞬間、刻印がイージススタイルの鎧に刻まれ、鎧とついでに私の衣服も粉砕されてしまったのであった。