2話:魔法少女としてがんばります!……ってどおしてだよォォ!!
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「なにこれ…………!?」
採石場。
私、ノゾミ・ナカムラは変身を解いたジルが召喚したオーロラカーテン、それを応用して作り上げたモニター越しに私たちの拠点の喫茶店の周囲で勝利くんと勇騎さんが来栖に痛め付けられている様を見せつけられている。
しかも勇騎さんはスマッシュにされてしまった。
『その顔が見たかったァァ……
屈辱の涙に歪む、その顔が。
アヒャヒャヒャヒャヒヒャ!!
アァァヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャァァァァァァ!!』
モニター越しに奴の下品な笑い声が聞こえてくる。
そして仮面越しでも気味の悪い笑みを浮かべているのも十分分かった。
───なんとしても助けにいきたい。
変身は出来ないけど………それでも………!
「……っ!
………なんで………?なんで使えないの!?」
NSを使い、もう一度次元跳躍しようと力を込めるも今度はNSすら発動しない。
アイツに『何をされた』の……?
「あっははははは……せっかくのチカラ、使えなくなっちゃったねぇ」
「ふざけるなァァ!返せ!!
返せ、私のチカラァァ!!」
嘲笑うジル。そんな奴に私は力の限り叫びホープソードガンを構え駆け出す。
「アァァァァァァ!!!」
そして力の限り刀を振り下ろす。
しかし、その刀をジルは片手で受け止めてみせる。
「あのさぁ…何回同じことやんのお前?」
その顔は挑発するかのような笑みではなく、呆れ顔だった。
私を見下すというよりかは私に呆れているといった感じだ。
「っ!」
その直後、ドンという衝撃と共に私の体は宙を舞う。
地面に叩きつけられ、地面を転がる。
「そこで見てなよ………」
『次はァァ……ノゾミ・ナカムラ………
いや、セッテ・クロハラの番かなァ……?
イヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!』
モニター越しに勝利くんが黒いリベルに殴られ続けている様が映る。
そして来栖の変身したエクスキメラが気味の悪い笑い声をあげる。
このままじゃ…………!
「………一体どうしたら…………!」
「なにこれ…………!?」
採石場。
私、ノゾミ・ナカムラは変身を解いたジルが召喚したオーロラカーテン、それを応用して作り上げたモニター越しに私たちの拠点の喫茶店の周囲で勝利くんと勇騎さんが来栖に痛め付けられている様を見せつけられている。
しかも勇騎さんはスマッシュにされてしまった。
『その顔が見たかったァァ……
屈辱の涙に歪む、その顔が。
アヒャヒャヒャヒャヒヒャ!!
アァァヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャァァァァァァ!!』
モニター越しに奴の下品な笑い声が聞こえてくる。
そして仮面越しでも気味の悪い笑みを浮かべているのも十分分かった。
───なんとしても助けにいきたい。
変身は出来ないけど………それでも………!
「……っ!
………なんで………?なんで使えないの!?」
NSを使い、もう一度次元跳躍しようと力を込めるも今度はNSすら発動しない。
アイツに『何をされた』の……?
「あっははははは……せっかくのチカラ、使えなくなっちゃったねぇ」
「ふざけるなァァ!返せ!!
返せ、私のチカラァァ!!」
嘲笑うジル。そんな奴に私は力の限り叫びホープソードガンを構え駆け出す。
「アァァァァァァ!!!」
そして力の限り刀を振り下ろす。
しかし、その刀をジルは片手で受け止めてみせる。
「あのさぁ…何回同じことやんのお前?」
その顔は挑発するかのような笑みではなく、呆れ顔だった。
私を見下すというよりかは私に呆れているといった感じだ。
「っ!」
その直後、ドンという衝撃と共に私の体は宙を舞う。
地面に叩きつけられ、地面を転がる。
「そこで見てなよ………」
『次はァァ……ノゾミ・ナカムラ………
いや、セッテ・クロハラの番かなァ……?
イヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!』
モニター越しに勝利くんが黒いリベルに殴られ続けている様が映る。
そして来栖の変身したエクスキメラが気味の悪い笑い声をあげる。
このままじゃ…………!
「………一体どうしたら…………!」