2話:魔法少女としてがんばります!……ってどおしてだよォォ!!
「………ナイトローグ」
《ナイトローグ!》
「ブレンロイミュード………」
《ブレンロイミュード!》
私は2つのカプセルを起動し、左腕のカプセルホルダーに起動したカプセルを装填していく。
このカプセルに宿りし異形こそが、
私と惹かれあった者たち。
そう。これこそまさに…………運命。
漆黒の蝙蝠を模した“夜のならず者”……『ナイトローグ』と、新緑の天才的頭脳を持つ猛毒使い『ブレンロイミュード』が私の隣に並び立つ。
──かつて私に流れていた“人の血”は燃え盛る忠誠心により蒸発した。
そこに無力な私はもういない。そう思っていた。
だが、奴ら仮面ライダーが現れたことでそれも否定された。
これを嫉妬と呼ぶのであれば構わない。
私はこの嫉妬と忠誠心を力に変えて奴らをこの世から葬ってみせる。
「これでエンドマークだ…………鎧装!」
《デュアルフュージョン!アシッドローグ!》
胸の前でエクスライザーを構え、トリガーを引く。
エクスライザーから放たれる“刻印”
体に刻まれし刻印は私に異形の力を与える。
ナイトローグとブレンロイミュード、2体の異形が私の体に吸収され、私の姿に変貌させていくのだ。
「嘘だろ…………!」
愕然とする呼道勇騎。
変身すら出来ない状況で古今東西あらゆる怪人を凌駕するエクスキメラと戦うのだ。
無理もあるまい。
「ヒヒヒヒヒヒ………いい気分だァァ………!」
怪物の体組織で構成された“異形の体”という“鎧”を纏う。
これが“鎧装”。
我々の主戦力たるエクスキメラへの変身システムだ。
カプセルに宿りしあらゆる世界の怪物を融合させ、その力を身に纏うことで究極の力を手に入れるジニア様が開発したシステム。
その力は並みのライダーでは足元にも及ばない。
それにしてもいい気分だァァ…………
今まであらゆるカプセルを使ってきたが、やはりこの組み合わせが一番体に馴染む。
私は変身すら出来ないふたりを見据えるとこれから奴らを血祭りにあげるその喜びに身を震わせるのであった。
《ナイトローグ!》
「ブレンロイミュード………」
《ブレンロイミュード!》
私は2つのカプセルを起動し、左腕のカプセルホルダーに起動したカプセルを装填していく。
このカプセルに宿りし異形こそが、
私と惹かれあった者たち。
そう。これこそまさに…………運命。
漆黒の蝙蝠を模した“夜のならず者”……『ナイトローグ』と、新緑の天才的頭脳を持つ猛毒使い『ブレンロイミュード』が私の隣に並び立つ。
──かつて私に流れていた“人の血”は燃え盛る忠誠心により蒸発した。
そこに無力な私はもういない。そう思っていた。
だが、奴ら仮面ライダーが現れたことでそれも否定された。
これを嫉妬と呼ぶのであれば構わない。
私はこの嫉妬と忠誠心を力に変えて奴らをこの世から葬ってみせる。
「これでエンドマークだ…………鎧装!」
《デュアルフュージョン!アシッドローグ!》
胸の前でエクスライザーを構え、トリガーを引く。
エクスライザーから放たれる“刻印”
体に刻まれし刻印は私に異形の力を与える。
ナイトローグとブレンロイミュード、2体の異形が私の体に吸収され、私の姿に変貌させていくのだ。
「嘘だろ…………!」
愕然とする呼道勇騎。
変身すら出来ない状況で古今東西あらゆる怪人を凌駕するエクスキメラと戦うのだ。
無理もあるまい。
「ヒヒヒヒヒヒ………いい気分だァァ………!」
怪物の体組織で構成された“異形の体”という“鎧”を纏う。
これが“鎧装”。
我々の主戦力たるエクスキメラへの変身システムだ。
カプセルに宿りしあらゆる世界の怪物を融合させ、その力を身に纏うことで究極の力を手に入れるジニア様が開発したシステム。
その力は並みのライダーでは足元にも及ばない。
それにしてもいい気分だァァ…………
今まであらゆるカプセルを使ってきたが、やはりこの組み合わせが一番体に馴染む。
私は変身すら出来ないふたりを見据えるとこれから奴らを血祭りにあげるその喜びに身を震わせるのであった。