2話:魔法少女としてがんばります!……ってどおしてだよォォ!!
────そして、まずはひとつ。
最悪の事態はすぐに起きた。
ビー!ビー!という警報音が急に鳴り出したのだ。
「「「「「!?」」」」」
それと同時に強制的に解除される私たちの光学迷彩。
そして、他のルートに別れたはずの3人もこの部屋にいる。
まさか………!
「ようこそ、仮面ルァーーーイダ!の諸君。
………なーんてね♪」
コツン、コツンという音と共に現れるふたりの男。
1人は声の主である和服に包んだ小柄な少年。
もう1人は黒いスーツにマゼンタのワイシャツ、そして首にトイカメラをかけている男。
ふたりとも知っている。私たちの敵………。
「ジルに………士さんまで………!」
そう、ジニアの息子であるジルに、かつて様々な世界を救った伝説の破壊者………門矢士。
「私もいるぞ………」
更にクロスの言葉を遮るように頭上から声が聞こえる。
それと共に降り立つ赤毛の少女。
………私と同じ顔をした女の子、ネスだ。
「出やがったな、ノゾミの偽物!」
「ふん………何とでも言え。
私にはお前なんかに構っている時間なんてないんだ。
今日はこいつで新しい力のテストをすると決めているんだ………」
輝くんの変身するニンニンコミックの言葉を無視すれば、クロスを指さし、エクスライザーを取り出す。
そうか………ネスもエクスライザーを……!
「なるほどな………俺を直々にご指名ってか……お嬢ちゃん。
呼道の仇、とらせてもらうぜ………!」
「まぁ、待て。ここは狭いからな………
この戦いにもっと相応しい場所に案内してやるよ」
そして臨戦態勢をとるふたりをみては門矢士は不敵な笑みを浮かべて指を鳴らす。
すると彼の背後から巨大な銀色のオーロラ……通称オーロラカーテンが現れてここにいる全員を飲み込んだ。
こうして………私たちの戦いは始まったのだ。
最悪の事態はすぐに起きた。
ビー!ビー!という警報音が急に鳴り出したのだ。
「「「「「!?」」」」」
それと同時に強制的に解除される私たちの光学迷彩。
そして、他のルートに別れたはずの3人もこの部屋にいる。
まさか………!
「ようこそ、仮面ルァーーーイダ!の諸君。
………なーんてね♪」
コツン、コツンという音と共に現れるふたりの男。
1人は声の主である和服に包んだ小柄な少年。
もう1人は黒いスーツにマゼンタのワイシャツ、そして首にトイカメラをかけている男。
ふたりとも知っている。私たちの敵………。
「ジルに………士さんまで………!」
そう、ジニアの息子であるジルに、かつて様々な世界を救った伝説の破壊者………門矢士。
「私もいるぞ………」
更にクロスの言葉を遮るように頭上から声が聞こえる。
それと共に降り立つ赤毛の少女。
………私と同じ顔をした女の子、ネスだ。
「出やがったな、ノゾミの偽物!」
「ふん………何とでも言え。
私にはお前なんかに構っている時間なんてないんだ。
今日はこいつで新しい力のテストをすると決めているんだ………」
輝くんの変身するニンニンコミックの言葉を無視すれば、クロスを指さし、エクスライザーを取り出す。
そうか………ネスもエクスライザーを……!
「なるほどな………俺を直々にご指名ってか……お嬢ちゃん。
呼道の仇、とらせてもらうぜ………!」
「まぁ、待て。ここは狭いからな………
この戦いにもっと相応しい場所に案内してやるよ」
そして臨戦態勢をとるふたりをみては門矢士は不敵な笑みを浮かべて指を鳴らす。
すると彼の背後から巨大な銀色のオーロラ……通称オーロラカーテンが現れてここにいる全員を飲み込んだ。
こうして………私たちの戦いは始まったのだ。