───刹那、私の体は光に包まれる。


《ドリーミングガール♪》

《プリーズ！》

《マジカル☆レボリューション♪》

《乙女はい～つも♪ピプペポパニック♪》

《サイコー！！》


音声と共に光が弾けとび、分解した私の衣服を元に新たなコスチュームを作り上げていく。


丈の短いスカートにニーソックス、臍を露出したトップス………。


おおよそ戦闘に向かなさそうな可愛らしいコスチューム。

そう、それはまさにこちらの世界にある『魔法少女』のそれだ。


………ってなんでぇぇぇ！？

何でこうなるの！？


しかも変化はそれだけではない。


赤と銀のオッドアイであった私の瞳は両目とも空色に、髪はピンクに、そして体型も少しだけ女性らしくなった。


だーかーらぁぁぁぁ！なんでこうなるの！？



「の、ノゾミ………？」


隣で顔をひきつらせているセッテ。


うん、そうなるよね。


変身している私もすっごく戸惑ってるもん。


そんな戸惑いの感情をよそに、私は笑顔を浮かべた。



「魔法少女！プリティ☆のぞみん参上♪

みーんなに希望を届けるだーっちゃ！☆」


にっこりと笑いながら可愛らしくポーズを取り、敵に決め台詞をいい放つ。




─────ゑ？


だから……………ゑ？え？What？



何が起こった？誰か説明して。



なんで………なんで…………！



なんで性格変わってんの私ィィーーーーー！！！



To be Cotinued…………



って！続いてたまるかぁぁぁぁ！！!