1話:魔法少女始めました!……ってなんのこと!?
「………さて、残りはお前だけだな」
ディスペアーサーベルを構え、ジオウ擬きに歩み寄る。
「だったら……!」
《チェーンジッ!仮面ライダー!ジオウⅡ!》
《仮面ライダー!ライダー!ジオウ!ジオーウ!ジオーーーウ!Ⅱ!!》
ジオウ擬きはジュエルを付け替え、多段変身を行い、ジオウより豪華絢爛な装飾となった強化形態である『ジオウⅡ』へと変身を遂げる。
そしてジオウⅡ……いやジオウⅡ“擬き”はジオウの頭部を模した装飾を持つ剣『サイキョーギレード』を召喚し……
「「はぁぁぁぁぁぁっ!!」」
同時に地面を蹴り、駆け出す。
互いに超人と化した身体能力により、一瞬にして距離が詰まる。
火花が飛び散るのと共に刃と刃が切り結ぶ。
「なるほど………力は互角か」
「それはどうか、なっ!!」
《ライダー!ライダー切り!》
私の剣を弾くと、トリガーを引き奴は自身の剣にエネルギーを込める。
そして、エネルギーの解放と共に強化された斬撃を叩き込む。
「ぐっ!……やはり出来るな、この男は……!」
流石は時の王者の力と言うべきか。
攻撃をくらい、私は大きく仰け反ってしまう。
流石は赤津将……仮面ライダークロスと並んでこの世界のライダーたちを牽引しているだけのことはある。
そして、私もこの男に何度も敗れてきた。
あの男……ジニアが奴を警戒するわけだ。
だが……
無論、奴を見くびっている訳でも自身の力に慢心している訳でもない。
ただ、この程度ではジニアを超えることなど不可能だ。
そして、今の私には届かない……!
「忘れんなよ………こっちは徹夜明けでヘトヘトなんだ………。
さっさと終わらせてもらう!」
「ならやってみろ……!」
《BEANE!MAXIMUM-DRIVE!!》
軽口を叩くジオウⅡ擬き。
奴の軽口がどこまで持つか見物だ。
次に私が使ったのは豆の記憶を内包したビーンメモリ。
その名の通り古今東西ありとあらゆる豆の記憶が内包されたガイアメモリだ。
これも一見戦闘には向かないガイアメモリだが………
「行け……!」
私の周囲に発生する巨大な豆型のエネルギー体。
そして、切っ先を向けたと同時に豆型エネルギーが奴に向かって放たれた。
ディスペアーサーベルを構え、ジオウ擬きに歩み寄る。
「だったら……!」
《チェーンジッ!仮面ライダー!ジオウⅡ!》
《仮面ライダー!ライダー!ジオウ!ジオーウ!ジオーーーウ!Ⅱ!!》
ジオウ擬きはジュエルを付け替え、多段変身を行い、ジオウより豪華絢爛な装飾となった強化形態である『ジオウⅡ』へと変身を遂げる。
そしてジオウⅡ……いやジオウⅡ“擬き”はジオウの頭部を模した装飾を持つ剣『サイキョーギレード』を召喚し……
「「はぁぁぁぁぁぁっ!!」」
同時に地面を蹴り、駆け出す。
互いに超人と化した身体能力により、一瞬にして距離が詰まる。
火花が飛び散るのと共に刃と刃が切り結ぶ。
「なるほど………力は互角か」
「それはどうか、なっ!!」
《ライダー!ライダー切り!》
私の剣を弾くと、トリガーを引き奴は自身の剣にエネルギーを込める。
そして、エネルギーの解放と共に強化された斬撃を叩き込む。
「ぐっ!……やはり出来るな、この男は……!」
流石は時の王者の力と言うべきか。
攻撃をくらい、私は大きく仰け反ってしまう。
流石は赤津将……仮面ライダークロスと並んでこの世界のライダーたちを牽引しているだけのことはある。
そして、私もこの男に何度も敗れてきた。
あの男……ジニアが奴を警戒するわけだ。
だが……
無論、奴を見くびっている訳でも自身の力に慢心している訳でもない。
ただ、この程度ではジニアを超えることなど不可能だ。
そして、今の私には届かない……!
「忘れんなよ………こっちは徹夜明けでヘトヘトなんだ………。
さっさと終わらせてもらう!」
「ならやってみろ……!」
《BEANE!MAXIMUM-DRIVE!!》
軽口を叩くジオウⅡ擬き。
奴の軽口がどこまで持つか見物だ。
次に私が使ったのは豆の記憶を内包したビーンメモリ。
その名の通り古今東西ありとあらゆる豆の記憶が内包されたガイアメモリだ。
これも一見戦闘には向かないガイアメモリだが………
「行け……!」
私の周囲に発生する巨大な豆型のエネルギー体。
そして、切っ先を向けたと同時に豆型エネルギーが奴に向かって放たれた。