プロローグ:なんか希望の担い手(屑)を撥ねました……ってなにやってんの!?
《ドライバーオン・プリーズ……》
《シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!》
《リヒト!》《ドゥンケル!》
《Set up!》
《ゲバコンドル!》《バッファル!》
あの男が1人なのは珍しいが今はどうでもいい。
各々がドライバーを起動すると待機音が流れはじめる。
うん、端から見たらとってもうるさいよね。
でも、こんなのは日常茶飯事。
それに気にしてる余裕なんかない。
「「「変身!!」」」
「これでエンドマークだ・・・!」
《ソル・プリーズ……サンサン……サンサン……》
《デュアルフュージョン!ヴァルツ!ベーシック!
光と闇のマリアージュ!今こそ立ち上がれ最強のライダー!》
《ラーイズアーップ!仮面ライダーリベル!ライザー!!》
《デュアルフュージョン!バッファコンドル!》
それぞれのドライバーから鳴り響くやかましいガイダンスボイス。
それと共に私は金と白、それからワインレッドの宝石を模した鎧に身を包んだ魔法使い『ホープ』に変身。
勝利くんは漆黒の鎧と赤い目が特徴のライダー『ヴァルツ』に、
勇騎さんは私と同じく宝石をモチーフにしつつも各所が赤く縁取られた鎧に身を包んだライダー『リベルライザー』にそれぞれ変身する。
そして目の前の相手はというと、ゲバコンドルとそのデータを元に開発されたバッファル。
その2大怪人を融合させることで現れたのは、コンドルをモチーフにしつつもより禍々しく、岩石のように固そうな装甲や翼もまるで黒マントのようについている。
もはやコンドルからかけ離れたその姿を“この世界”の怪物で例えるならそう……伝承で語られている吸血鬼のような姿であった。
「また新作かよ……!」
専用武器・『リベルガンブレード』を構えながら目の前の怪人『バッファコンドル』を見据えるリベルライザー。
私とヴァルツもそれぞれ専用武器である『ホープソードガン』と『ヴァルツクロー』を構える。
……刹那の沈黙。
まるでお互いの間合いが結界であるかのように私たちはお互いを睨みあったまま硬直する。
そして………
「うぉぉぉぉ!!」
バッファコンドルの雄叫びと共にその沈黙は破られた。
それを合図に全員、地面を勢いよく蹴り駆け出す。
こうして戦いは始まったのであった。
《シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!》
《リヒト!》《ドゥンケル!》
《Set up!》
《ゲバコンドル!》《バッファル!》
あの男が1人なのは珍しいが今はどうでもいい。
各々がドライバーを起動すると待機音が流れはじめる。
うん、端から見たらとってもうるさいよね。
でも、こんなのは日常茶飯事。
それに気にしてる余裕なんかない。
「「「変身!!」」」
「これでエンドマークだ・・・!」
《ソル・プリーズ……サンサン……サンサン……》
《デュアルフュージョン!ヴァルツ!ベーシック!
光と闇のマリアージュ!今こそ立ち上がれ最強のライダー!》
《ラーイズアーップ!仮面ライダーリベル!ライザー!!》
《デュアルフュージョン!バッファコンドル!》
それぞれのドライバーから鳴り響くやかましいガイダンスボイス。
それと共に私は金と白、それからワインレッドの宝石を模した鎧に身を包んだ魔法使い『ホープ』に変身。
勝利くんは漆黒の鎧と赤い目が特徴のライダー『ヴァルツ』に、
勇騎さんは私と同じく宝石をモチーフにしつつも各所が赤く縁取られた鎧に身を包んだライダー『リベルライザー』にそれぞれ変身する。
そして目の前の相手はというと、ゲバコンドルとそのデータを元に開発されたバッファル。
その2大怪人を融合させることで現れたのは、コンドルをモチーフにしつつもより禍々しく、岩石のように固そうな装甲や翼もまるで黒マントのようについている。
もはやコンドルからかけ離れたその姿を“この世界”の怪物で例えるならそう……伝承で語られている吸血鬼のような姿であった。
「また新作かよ……!」
専用武器・『リベルガンブレード』を構えながら目の前の怪人『バッファコンドル』を見据えるリベルライザー。
私とヴァルツもそれぞれ専用武器である『ホープソードガン』と『ヴァルツクロー』を構える。
……刹那の沈黙。
まるでお互いの間合いが結界であるかのように私たちはお互いを睨みあったまま硬直する。
そして………
「うぉぉぉぉ!!」
バッファコンドルの雄叫びと共にその沈黙は破られた。
それを合図に全員、地面を勢いよく蹴り駆け出す。
こうして戦いは始まったのであった。