1話:魔法少女始めました!……ってなんのこと!?
《シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!》
ドライバーを操作すると再生される待機音。
待機音の通り私がやろうとしているのは“変身”……いや、今よりももっと強い姿となるのだから“強化変身”と言うべきか。
この軽快なリズムの歌が魔法を発動させる為の呪文となっていると、少し前に勇騎さんが言ってたっけ。
…………まぁ、今はどうでもいいんだけど。
「させるか!」
「「こっちの台詞だ!!」」
私の強化変身を妨害しようとするバッファコンドル。
しかし、それをヴァルツとジオウが取り押さえる。
「ノンたんっ!こっちは任せろ!!」
「お前はそいつを倒せ!!」
「うん!!」
だからそのノンたんってのは………まぁ、いいや。
今はそんなこと言ってる場合じゃないよね。
私はふたりにバッファコンドルを任せると、目の前のメガロマギアの攻撃を回避しつつ指輪をスキャン。
《イージス・プリーズ》
魔力の解放と共に体を巡る力の奔流。
そしてそれが私の体を包んでいくのだ。
「鬼マブ~~~~!!!……ちょっと待ってホントに眩しい」
その眩い光に奴は目を覆う。
《カァァァァ………カァァァァァァッ!!》
そして光が弾け、私の姿は……
純白の宝石を模した頭部。
白銀に染まった体。
そして目を引くのが胸部のV字の赤い宝石のアーマー。
これが私の“切札”のひとつ、ポープ・イージススタイルだ。
ドライバーを操作すると再生される待機音。
待機音の通り私がやろうとしているのは“変身”……いや、今よりももっと強い姿となるのだから“強化変身”と言うべきか。
この軽快なリズムの歌が魔法を発動させる為の呪文となっていると、少し前に勇騎さんが言ってたっけ。
…………まぁ、今はどうでもいいんだけど。
「させるか!」
「「こっちの台詞だ!!」」
私の強化変身を妨害しようとするバッファコンドル。
しかし、それをヴァルツとジオウが取り押さえる。
「ノンたんっ!こっちは任せろ!!」
「お前はそいつを倒せ!!」
「うん!!」
だからそのノンたんってのは………まぁ、いいや。
今はそんなこと言ってる場合じゃないよね。
私はふたりにバッファコンドルを任せると、目の前のメガロマギアの攻撃を回避しつつ指輪をスキャン。
《イージス・プリーズ》
魔力の解放と共に体を巡る力の奔流。
そしてそれが私の体を包んでいくのだ。
「鬼マブ~~~~!!!……ちょっと待ってホントに眩しい」
その眩い光に奴は目を覆う。
《カァァァァ………カァァァァァァッ!!》
そして光が弾け、私の姿は……
純白の宝石を模した頭部。
白銀に染まった体。
そして目を引くのが胸部のV字の赤い宝石のアーマー。
これが私の“切札”のひとつ、ポープ・イージススタイルだ。