1話:魔法少女始めました!……ってなんのこと!?
「ノゾミっ!」
私を助けようとするイージス。
しかし、イージスの行く手を阻むかのように戦闘員たちが現れる。
《トリロバイトマギア!トリロバイトマギア!トリロバイトマギア!》
「フハハハハハハハハ!増えろ増えろォォ!
ヴァーハハハハハハハハハ!!」
私から距離を取ったバッファコンドル……来栖が品のない笑い声をあげながら、自らの左腕のブレスレット内のカプセルをそのリング状のアイテム『エクスライザー』で読み込ませている。
そして、その度に戦闘員………『トリロバイトマギア』が増えている。
アイツを止めなきゃ!でも………
「背負い投げぇ~~~!!」
───瞬間、私の視界が暗転する。
そして再び背中には鈍い痛み。
「っ………!!」
言葉通り“背負い投げ”されたのか。
だが、奴の攻撃はそれだけでは終わらない。
「げんこつ~~~~~~!!!」
倒れ伏す私に容赦なく振り下ろされる拳。
《ディフェンド・プリーズ》
このまま一方的にやられっぱなしとかゴメンだ!
発動させたのは防御魔法。
魔方陣を模したバリアが奴の拳から私の体を守る。
認めたくはないが、奴のパワーは絶大だ。
このバリアもすぐに粉砕されてしまうだろう。
だったら………
《チョーイイネ!キックストライク!》
「こんっ……………のぉぉぉぉぉ!!」
《サイコーーー!!》
右脚に収束される炎。
本来なら、もっと華麗に敵を葬るはずのそれだが、今はそんなこと言っていられない。
私は地面に伏したその体勢から奴の腹部目掛けて蹴りを叩き込んだ。
「ゴフッ!!」
───やはり決定打には至らない。
それでも奴は大きく仰け反った。
こちらの体勢を立て直す、その時間をくれたくらいには。
「その体に弱点がないのなら、作るまでです……!」
立ち上がると取り出したのはひとつの指輪。
ここから反撃の狼煙をあげるとしよう。
私の、この力で!!
私を助けようとするイージス。
しかし、イージスの行く手を阻むかのように戦闘員たちが現れる。
《トリロバイトマギア!トリロバイトマギア!トリロバイトマギア!》
「フハハハハハハハハ!増えろ増えろォォ!
ヴァーハハハハハハハハハ!!」
私から距離を取ったバッファコンドル……来栖が品のない笑い声をあげながら、自らの左腕のブレスレット内のカプセルをそのリング状のアイテム『エクスライザー』で読み込ませている。
そして、その度に戦闘員………『トリロバイトマギア』が増えている。
アイツを止めなきゃ!でも………
「背負い投げぇ~~~!!」
───瞬間、私の視界が暗転する。
そして再び背中には鈍い痛み。
「っ………!!」
言葉通り“背負い投げ”されたのか。
だが、奴の攻撃はそれだけでは終わらない。
「げんこつ~~~~~~!!!」
倒れ伏す私に容赦なく振り下ろされる拳。
《ディフェンド・プリーズ》
このまま一方的にやられっぱなしとかゴメンだ!
発動させたのは防御魔法。
魔方陣を模したバリアが奴の拳から私の体を守る。
認めたくはないが、奴のパワーは絶大だ。
このバリアもすぐに粉砕されてしまうだろう。
だったら………
《チョーイイネ!キックストライク!》
「こんっ……………のぉぉぉぉぉ!!」
《サイコーーー!!》
右脚に収束される炎。
本来なら、もっと華麗に敵を葬るはずのそれだが、今はそんなこと言っていられない。
私は地面に伏したその体勢から奴の腹部目掛けて蹴りを叩き込んだ。
「ゴフッ!!」
───やはり決定打には至らない。
それでも奴は大きく仰け反った。
こちらの体勢を立て直す、その時間をくれたくらいには。
「その体に弱点がないのなら、作るまでです……!」
立ち上がると取り出したのはひとつの指輪。
ここから反撃の狼煙をあげるとしよう。
私の、この力で!!