4話:今!(この世との)別れの時~♪(あの世へ)飛び立とう~♪……って、黙れや!!
「……あぁ、悪ぃ。痛っ……!」
変な夢を見てしまった。
まるで熱を出して寝込んだ時に見る夢。
現にあちらにいたときは怪我なんかしてなかったしな。
やっぱ夢だったか…………。
安堵と共に俺の体を痛みが襲い踞る。
そうだ………この痛みが、俺が『現実の世界に戻ってきた』ということを語っている。
………現に俺の枕元にはアインギアもあるしな。
「大丈夫?」
「…………新しい仮面ライダーが始まるんだ。
マイスシーっていう板前の仮面ライダーなんだけど」
「もしかしてその手に握ってる奴?」
「……………は?」
そういって花陽は俺の手元を指差した。
俺は恐る恐るその手に視線を向けた。
………なんか握ってる。
すごく……すごーく………嫌な予感がする。
────そして、それは確信に変わった。
「嘘…………だろ」
俺の手に握られていたのは寿司型のアイテム。
しかしそれはマイスシーが使っていたマグロでもサーモンでもなく、シャリの上にアインの仮面を模した寿司ネタが乗っかっているもの。
…………え、もしかして仮面ライダーアインが終わって仮面ライダーマイスシーが始まるのか?
「んな訳ねーだろーーーーーー!!!」
「めちょっくっ!!
い、いきなり何!?なんなの!?ねぇ!?
ねぇーーーーーーっ!!」
───花陽には悪いことをした。
だけどしかたねぇだろ………。
…………もしかしたらコレ夢じゃないかもしれねぇんだから。
まっ、こりゃまた会えそうな気がするな、あいつらとも。
変な夢を見てしまった。
まるで熱を出して寝込んだ時に見る夢。
現にあちらにいたときは怪我なんかしてなかったしな。
やっぱ夢だったか…………。
安堵と共に俺の体を痛みが襲い踞る。
そうだ………この痛みが、俺が『現実の世界に戻ってきた』ということを語っている。
………現に俺の枕元にはアインギアもあるしな。
「大丈夫?」
「…………新しい仮面ライダーが始まるんだ。
マイスシーっていう板前の仮面ライダーなんだけど」
「もしかしてその手に握ってる奴?」
「……………は?」
そういって花陽は俺の手元を指差した。
俺は恐る恐るその手に視線を向けた。
………なんか握ってる。
すごく……すごーく………嫌な予感がする。
────そして、それは確信に変わった。
「嘘…………だろ」
俺の手に握られていたのは寿司型のアイテム。
しかしそれはマイスシーが使っていたマグロでもサーモンでもなく、シャリの上にアインの仮面を模した寿司ネタが乗っかっているもの。
…………え、もしかして仮面ライダーアインが終わって仮面ライダーマイスシーが始まるのか?
「んな訳ねーだろーーーーーー!!!」
「めちょっくっ!!
い、いきなり何!?なんなの!?ねぇ!?
ねぇーーーーーーっ!!」
───花陽には悪いことをした。
だけどしかたねぇだろ………。
…………もしかしたらコレ夢じゃないかもしれねぇんだから。
まっ、こりゃまた会えそうな気がするな、あいつらとも。