4話:今!(この世との)別れの時~♪(あの世へ)飛び立とう~♪……って、黙れや!!
《スッシクイネェェェ~!スッシクイネェェェ~!》
土煙を巻き上げながら、地面を跳ね回る巨大なシャケ。
なんというか、これは………風邪をひいた時に見る夢のような光景だ。
……………お願いだから、夢であってくれ。
「大変身!」
《ヘイラッシャイッ!!》
先程と同じように、サーモンの寿司をベルトに装填すれば、包丁のかたちをしたエネルギー体が現れ、それがシャケを捌いていく。
それと同時にマグロを模したアーマーが弾けとび、残パントムを弾き飛ばした。
《サァァァァモンッ!ヒトサラッッ!!
ヘイオマチィィィ!!》
《クリスマスニハサーモンヲクエェェェ!》
「…………なんんんッだこれ」
…………ホント、なんだこれ。
切り刻まれたシャケがアーマーに変換されていき、マイスシーは新たな姿へと変化する。
シャケの切り身………というかサーモンの切り身を模したサーモンピンクの鎧。
先程の『マグロヒトサラ』なる姿が純粋な日本の侍甲冑そのものなら、この『サーモンヒトサラ』はどちらかと言うとかつての織田信長が愛用したとされる南蛮甲冑に近い。
シャケの頭をそのままくっつけたような兜。
そして黒いマント。
南蛮甲冑をモチーフにしてるのだろうが、なんというか………
「どうだ…………
────か っ こ い い だ ろ ?」
…………ゴメン、強そうには見えない。
そして、スウォルツ太郎は黙ってろ。
「一気に決める………!」
《ビンチョウヒナワー!!》
マイスシーが腰のホルダーに戻したマグロの寿司が光輝く。
すると、今度はビンチョウマグロを模した………というか、ビンチョウマグロそのものを強引に銃にしたようなデザインのライフル型武器が召還された。
「サーモン型の武器じゃないんかい!!」
ホントにツッコミ所しかない。
サーモンの武器がビンチョウマグロでいいんなら、刀は秋刀魚でよかっただろ!
全く。本当にいつまでこのツッコミ合戦やってればいいんだ…………?
土煙を巻き上げながら、地面を跳ね回る巨大なシャケ。
なんというか、これは………風邪をひいた時に見る夢のような光景だ。
……………お願いだから、夢であってくれ。
「大変身!」
《ヘイラッシャイッ!!》
先程と同じように、サーモンの寿司をベルトに装填すれば、包丁のかたちをしたエネルギー体が現れ、それがシャケを捌いていく。
それと同時にマグロを模したアーマーが弾けとび、残パントムを弾き飛ばした。
《サァァァァモンッ!ヒトサラッッ!!
ヘイオマチィィィ!!》
《クリスマスニハサーモンヲクエェェェ!》
「…………なんんんッだこれ」
…………ホント、なんだこれ。
切り刻まれたシャケがアーマーに変換されていき、マイスシーは新たな姿へと変化する。
シャケの切り身………というかサーモンの切り身を模したサーモンピンクの鎧。
先程の『マグロヒトサラ』なる姿が純粋な日本の侍甲冑そのものなら、この『サーモンヒトサラ』はどちらかと言うとかつての織田信長が愛用したとされる南蛮甲冑に近い。
シャケの頭をそのままくっつけたような兜。
そして黒いマント。
南蛮甲冑をモチーフにしてるのだろうが、なんというか………
「どうだ…………
────か っ こ い い だ ろ ?」
…………ゴメン、強そうには見えない。
そして、スウォルツ太郎は黙ってろ。
「一気に決める………!」
《ビンチョウヒナワー!!》
マイスシーが腰のホルダーに戻したマグロの寿司が光輝く。
すると、今度はビンチョウマグロを模した………というか、ビンチョウマグロそのものを強引に銃にしたようなデザインのライフル型武器が召還された。
「サーモン型の武器じゃないんかい!!」
ホントにツッコミ所しかない。
サーモンの武器がビンチョウマグロでいいんなら、刀は秋刀魚でよかっただろ!
全く。本当にいつまでこのツッコミ合戦やってればいいんだ…………?