4話:今!(この世との)別れの時~♪(あの世へ)飛び立とう~♪……って、黙れや!!
「やりやがったな仮面るぁぁいだぁぁぁ!」
立ち上がった残パントムは背中からタコの脚のような吸盤のついた触手を伸ばすと、触手がまるで別の生物の如くうねりながらマイスシーに襲いかかる。
マイスシーはカジキカリバーでそれらを切り裂いていく。
その様はまるでタコの足を捌く料理人のそれ。
更にマイスシーはどこからともなく皿を取り出すと、切り裂いた奴の触手の切り身をひとつ残らず受け止め、皿に盛り付けた。
………………って、え?
「………親方、残パントムの刺身です」
「……うむ、見事な包丁捌きだ」
「さ………………
刺身にされたァァァァァァァ!!!」
俺も仮面ライダーに変身するが、俺の世界でも仮面ライダーは特撮ヒーローとして放映されていた。
俺も仮面ライダーのファンで、仮面ライダーシリーズは欠かさず見ていた。
だけど………今まで、敵の体を刺身にした奴はみとことがない。
そして、それを仲間に食べさせているのも。
「早苗、坊主………お前たちも食え」
「いただきまーす」
「え、食べんのコレ!?」
早苗は懐から箸を取り出すと、マイスシーがスウォルツ太郎に差し出した皿から触手の刺身をとり、口に放り込む。
「ん~!美味しい!イキのいいタコ!」
「嘘だろ!?」
咀嚼の後、飲み込み、早苗は一言呟く。
ていうかこの怪人は食えるのかよ……。
「ホラ。貴方も食べて?」
「うぅ…………」
早苗は割り箸と触手の刺身の乗った皿を差しだしてくる。
確かに見た目こそ、タコの刺身かもしれん。
だけど、流石に気が引ける………どんなに旨くても、なぁ…………
しかし、俺は早苗と、スウォルツ太郎の無言の圧力に負けてしまい……………
「…………わーったよ………」
割り箸を割って、刺身を一切れとり、口の中に放り込んだ。
「……………………………あ、意外とうめぇ」
立ち上がった残パントムは背中からタコの脚のような吸盤のついた触手を伸ばすと、触手がまるで別の生物の如くうねりながらマイスシーに襲いかかる。
マイスシーはカジキカリバーでそれらを切り裂いていく。
その様はまるでタコの足を捌く料理人のそれ。
更にマイスシーはどこからともなく皿を取り出すと、切り裂いた奴の触手の切り身をひとつ残らず受け止め、皿に盛り付けた。
………………って、え?
「………親方、残パントムの刺身です」
「……うむ、見事な包丁捌きだ」
「さ………………
刺身にされたァァァァァァァ!!!」
俺も仮面ライダーに変身するが、俺の世界でも仮面ライダーは特撮ヒーローとして放映されていた。
俺も仮面ライダーのファンで、仮面ライダーシリーズは欠かさず見ていた。
だけど………今まで、敵の体を刺身にした奴はみとことがない。
そして、それを仲間に食べさせているのも。
「早苗、坊主………お前たちも食え」
「いただきまーす」
「え、食べんのコレ!?」
早苗は懐から箸を取り出すと、マイスシーがスウォルツ太郎に差し出した皿から触手の刺身をとり、口に放り込む。
「ん~!美味しい!イキのいいタコ!」
「嘘だろ!?」
咀嚼の後、飲み込み、早苗は一言呟く。
ていうかこの怪人は食えるのかよ……。
「ホラ。貴方も食べて?」
「うぅ…………」
早苗は割り箸と触手の刺身の乗った皿を差しだしてくる。
確かに見た目こそ、タコの刺身かもしれん。
だけど、流石に気が引ける………どんなに旨くても、なぁ…………
しかし、俺は早苗と、スウォルツ太郎の無言の圧力に負けてしまい……………
「…………わーったよ………」
割り箸を割って、刺身を一切れとり、口の中に放り込んだ。
「……………………………あ、意外とうめぇ」