3話:ナカムラ、ヒーロー辞めるってよ……ってそこまでは言ってない!
「………そろそろこっちも使ってやんないとね」
光を置き去りにしようがしまいが、クロックアップである以上、ギンガの能力で完封出来てしまう。
現にユライトですら、完封されたんだ。
こいつがいくら強化したところで、何の意味もない。
でも………それじゃつまんないよねぇ。
《Perfect Puzzle Awaking SHINOBI&QUIZ》
再びDFカプセルギアを取り出すと、今度は右に180度回転させる。
《What the Fusion?……What the Fusion?》
再び背後に現れるゲームのオープニング画面。
今度はリーゼントとメガネが最高にイカすオシャンティな青のライダー『パラドクス・パズルゲーマーレベル50』と、紫の忍者の如きライダー『シノビ』、クエスチョンマークがあちらこちらに配されたアバンギャルドな見た目のライダー『クイズ』の3体のライダーが表示された。
僕はダイヤルを再び叩いた。
「───大変身」
《Fusion Rise!》
《Get the glory,Question&Assassination……
SEELE ………P!S!Q!JEKYLL COMBO……!》
パラドクス、シノビ、クイズ………3体のライダーの幻影がFKGハイドスマッシュの鎧に折り重なると、両腕の手甲と太股を覆っていたアーマーがパージされ、それらが合体すると今度は両肩に装着される。
そして、胸の鎧のモニターが銀河から○と×の模様が描かれたシャッターのようなものに。
そして、メットパーツはというとバイクのヘルメットのバイザーのように、後頭部にあったもうひとつの仮面が降りてきて、ハイドスマッシュの仮面を覆う。
こうしてゼーレの『もうひとつの姿』………ううん。これこそがゼーレの基本フォーム。
どんな戦況にも柔軟に対応出来てしまう、僕のお気に入りの姿となる。
青いアーマーに、太股に描かれたクナイの紋様。
胸のシャッターに刻まれた○と×のマーク。
頭部の二本の大型の角には紅蓮の炎より熱く全てを焼き付くす地獄の蒼き炎が刻まれている。
『ゼーレ・PSQジキルコンボ』。
それがFKGハイドスマッシュと並ぶゼーレのもうひとつの姿だ。
「………壊せよ旧世界。答えさせないよ正解。
問題!お前はこれから極限の絶望を味わう。
────○か、×か」
目の前のイージスが放つピリッとした空気をもろともせず、むしろぶち壊すように胸のマークを親指で差し決め台詞。
さて…………ここからだ。
────僕のお楽しみが始まるのは。
光を置き去りにしようがしまいが、クロックアップである以上、ギンガの能力で完封出来てしまう。
現にユライトですら、完封されたんだ。
こいつがいくら強化したところで、何の意味もない。
でも………それじゃつまんないよねぇ。
《Perfect Puzzle Awaking SHINOBI&QUIZ》
再びDFカプセルギアを取り出すと、今度は右に180度回転させる。
《What the Fusion?……What the Fusion?》
再び背後に現れるゲームのオープニング画面。
今度はリーゼントとメガネが最高にイカすオシャンティな青のライダー『パラドクス・パズルゲーマーレベル50』と、紫の忍者の如きライダー『シノビ』、クエスチョンマークがあちらこちらに配されたアバンギャルドな見た目のライダー『クイズ』の3体のライダーが表示された。
僕はダイヤルを再び叩いた。
「───大変身」
《Fusion Rise!》
《Get the glory,Question&Assassination……
SEELE ………P!S!Q!JEKYLL COMBO……!》
パラドクス、シノビ、クイズ………3体のライダーの幻影がFKGハイドスマッシュの鎧に折り重なると、両腕の手甲と太股を覆っていたアーマーがパージされ、それらが合体すると今度は両肩に装着される。
そして、胸の鎧のモニターが銀河から○と×の模様が描かれたシャッターのようなものに。
そして、メットパーツはというとバイクのヘルメットのバイザーのように、後頭部にあったもうひとつの仮面が降りてきて、ハイドスマッシュの仮面を覆う。
こうしてゼーレの『もうひとつの姿』………ううん。これこそがゼーレの基本フォーム。
どんな戦況にも柔軟に対応出来てしまう、僕のお気に入りの姿となる。
青いアーマーに、太股に描かれたクナイの紋様。
胸のシャッターに刻まれた○と×のマーク。
頭部の二本の大型の角には紅蓮の炎より熱く全てを焼き付くす地獄の蒼き炎が刻まれている。
『ゼーレ・PSQジキルコンボ』。
それがFKGハイドスマッシュと並ぶゼーレのもうひとつの姿だ。
「………壊せよ旧世界。答えさせないよ正解。
問題!お前はこれから極限の絶望を味わう。
────○か、×か」
目の前のイージスが放つピリッとした空気をもろともせず、むしろぶち壊すように胸のマークを親指で差し決め台詞。
さて…………ここからだ。
────僕のお楽しみが始まるのは。