3話:ナカムラ、ヒーロー辞めるってよ……ってそこまでは言ってない!
《Explosion fist!Breaking Crash!
Explosion fist!Breaking Crash!》
僕の背後に現れるゲームのオープニング画面。
そこにはベースとなる3体の仮面ライダーが表示される。
格闘ゲームのキャラクターをそのままライダーにしたような『パラドクス・ファイターゲーマーレベル50』、黄金のロボットのようなライダーの『キカイ』、そして前の戦いで僕も変身した『ギンガ』の3体。
そう………僕は一度に3体のライダーの力を使いこなせるんだ。
《Fusion Rise!》
ダイヤルを叩くと、カプセルギアから光のゲートが現れ僕を包む。
その瞬間、僕の姿はパラドクス・ファイターゲーマーの鎧が装着される。
それだけでは終わらない。
キカイとギンガの2体の未来の仮面ライダーたちの幻影が幾重にも僕に重なり合い、完全に融合を果たすと、大量のピクセル型の光が弾け飛ぶ。
《The Strongest Machine!in the Galaxy!
SEELE!F!K!G!
HYDE SMAAAAAAAAAAAASH!!》
「「っ!!」」
弾け飛んだ光が爆発し、あたりを炎に包む。
これは『真の次代の王』の血を継いだ王子の晴れ舞台を祝福する祝砲。
そして、開戦の合図。
未来のライダーたちの力を呑み込み、僕の姿は更に進化した。
赤い装甲はそのままに両肩のアーマーは更に大型化し、手甲もそれに見合うように大型化。
胸には文字通り銀河を宿している。
星屑を思わせる頭部を包むように赤いスパナ型の角が二本。
これこそ僕の変身したライダー。
『仮面ライダーゼーレ』……その格闘形態『FKGハイドスマッシュ』。
「さぁ………遊ぼうぜェ!」
元のライダーの影響か、妙に心が踊る。
でも頭は冷静だよ?
本当なら基本形態として扱っている姿がもうひとつあるのだけど、今回はこちらに変身した。
組み合わされたライダーからしてこちらの方が相性がいいからね。
何故なら…………最初のターゲットはユライト。
そう、神龍だ。
《PARA-DX ……Awaking》
「っ…………!!」
拳に宿る爆炎。
僕は挨拶代わりに拳を振るうと大地を抉りながら炎がユライトへと向かっていった。
こうして、第1ラウンドが始まった。
Explosion fist!Breaking Crash!》
僕の背後に現れるゲームのオープニング画面。
そこにはベースとなる3体の仮面ライダーが表示される。
格闘ゲームのキャラクターをそのままライダーにしたような『パラドクス・ファイターゲーマーレベル50』、黄金のロボットのようなライダーの『キカイ』、そして前の戦いで僕も変身した『ギンガ』の3体。
そう………僕は一度に3体のライダーの力を使いこなせるんだ。
《Fusion Rise!》
ダイヤルを叩くと、カプセルギアから光のゲートが現れ僕を包む。
その瞬間、僕の姿はパラドクス・ファイターゲーマーの鎧が装着される。
それだけでは終わらない。
キカイとギンガの2体の未来の仮面ライダーたちの幻影が幾重にも僕に重なり合い、完全に融合を果たすと、大量のピクセル型の光が弾け飛ぶ。
《The Strongest Machine!in the Galaxy!
SEELE!F!K!G!
HYDE SMAAAAAAAAAAAASH!!》
「「っ!!」」
弾け飛んだ光が爆発し、あたりを炎に包む。
これは『真の次代の王』の血を継いだ王子の晴れ舞台を祝福する祝砲。
そして、開戦の合図。
未来のライダーたちの力を呑み込み、僕の姿は更に進化した。
赤い装甲はそのままに両肩のアーマーは更に大型化し、手甲もそれに見合うように大型化。
胸には文字通り銀河を宿している。
星屑を思わせる頭部を包むように赤いスパナ型の角が二本。
これこそ僕の変身したライダー。
『仮面ライダーゼーレ』……その格闘形態『FKGハイドスマッシュ』。
「さぁ………遊ぼうぜェ!」
元のライダーの影響か、妙に心が踊る。
でも頭は冷静だよ?
本当なら基本形態として扱っている姿がもうひとつあるのだけど、今回はこちらに変身した。
組み合わされたライダーからしてこちらの方が相性がいいからね。
何故なら…………最初のターゲットはユライト。
そう、神龍だ。
《PARA-DX ……Awaking》
「っ…………!!」
拳に宿る爆炎。
僕は挨拶代わりに拳を振るうと大地を抉りながら炎がユライトへと向かっていった。
こうして、第1ラウンドが始まった。