1話:魔法少女始めました!……ってなんのこと!?
「………はぁ……!全くどいつもこいつも……!」
「ノゾミ、大丈夫?」
心配そうに私に歩み寄るセッテ。
そして、なだめるように私の背中を撫でる。
あぁ、落ち着く。少しだけ怒りが収まった気がする。
「あぁ、大丈夫。大丈夫だよセッテ………
…………ん?」
私のスカートのポケットの中で振動するナニカ。
えーッと、勇騎さんから持たされたスマホ……だっけ?
私はポケットの中からソレを取り出すと、画面を見る。
画面には『篠原輝』の文字と赤と緑のマーク。
これで緑の方をタッチすれば“通話”出来るんだったよね。
「……はい、もしもし」
『ノゾミか!?』
スマホ越しの相手………『篠原輝』くんも私たちの仲間。
そして彼もまたライダー。
私たちとあまり歳は変わらないのに歴戦を潜り抜けてきた猛者だ。
でも今日はなんか慌ててる様子。どうしたのだろう?
「どうしたの?」
『海岸で来栖と見たこともない怪人たちが将と戦ってる!
数がとにかく多いからお前たちも来てくれ!』
「っ!わかった!!……セッテ!みんな!」
「わかった!!」
通話が切れると、セッテと理緒が立ち上がり、バカふたり……勇騎さんと勝利くんも起き上がる。
「ふたりはノエルちゃんをお願い!!」
「「オーケー!」」
孟くんと亨多くんにノエルちゃんを任せると私たちは輝くんのいる海岸へと向かった。
「ノゾミ、大丈夫?」
心配そうに私に歩み寄るセッテ。
そして、なだめるように私の背中を撫でる。
あぁ、落ち着く。少しだけ怒りが収まった気がする。
「あぁ、大丈夫。大丈夫だよセッテ………
…………ん?」
私のスカートのポケットの中で振動するナニカ。
えーッと、勇騎さんから持たされたスマホ……だっけ?
私はポケットの中からソレを取り出すと、画面を見る。
画面には『篠原輝』の文字と赤と緑のマーク。
これで緑の方をタッチすれば“通話”出来るんだったよね。
「……はい、もしもし」
『ノゾミか!?』
スマホ越しの相手………『篠原輝』くんも私たちの仲間。
そして彼もまたライダー。
私たちとあまり歳は変わらないのに歴戦を潜り抜けてきた猛者だ。
でも今日はなんか慌ててる様子。どうしたのだろう?
「どうしたの?」
『海岸で来栖と見たこともない怪人たちが将と戦ってる!
数がとにかく多いからお前たちも来てくれ!』
「っ!わかった!!……セッテ!みんな!」
「わかった!!」
通話が切れると、セッテと理緒が立ち上がり、バカふたり……勇騎さんと勝利くんも起き上がる。
「ふたりはノエルちゃんをお願い!!」
「「オーケー!」」
孟くんと亨多くんにノエルちゃんを任せると私たちは輝くんのいる海岸へと向かった。