3話:ナカムラ、ヒーロー辞めるってよ……ってそこまでは言ってない!
「あれれー?おかしいぞー?」
私を煽るように、奴は某少年探偵の口真似をしながら私の攻撃をいなしていく。
リボルケインで私の剣戟を受けとめ、受け流す。
しかし、決して私には攻撃しない。
……………こいつは私をおちょくっているんだ。
「黙れ!!お前が………お前たちがいなければぁぁぁっ!!」
《姫百合!プリーズ!》
《CAROL!MAXIMUM-DRIVE!》
シザースセイバーガンに宿る炎。
それを私は自らの魔力で極限まで研鑽し、鋭い刃とする。
それはまさに奴の首を撥ね飛ばす断頭台の刃の如し。
私はそれを周りの被害も省みずに振り下ろすのだけども…………
「本当に………脳ミソまで筋肉で出来てんじゃないの、お前」
奴の構えたリボルケインが一瞬だけ薄紅色に光ると、私の炎の刃を一振りで掻き消してしまう。
『力の差は歴然』とはこういうことを言うのだろうか。
「っ!まだだっ!!」
《龍騎!プリーズ……》
《戦いを終わらせるために戦い抜け!》
隣に並び立つ伝説の戦士。
その赤き龍の騎士の姿は、鏡の中での厳しい戦いを“生き残ってきた”証をその身に宿した姿。
『龍騎サバイブ』……それが呼び出された戦士の名。
そして世界の中核を担ってきたライダーの中でも随一の必殺技の破壊力を誇るライダーでもある。
《コネクト・プリーズ》
《CAROL!MAXIMUM-DRIVE!!》
《チョーイイネ!スペシャル!サイコー!》
《FINAL VENT 》
「“ホープエディション……ドラゴンファイヤーストーム”ゥゥゥゥ!!」
ファントムを飼っているかどうかすらわからない私にはウィザードのようにファントムを呼び出して使役することはおろか、どうやって魔力を引き出しているかすらもわからない。
だが、私にはウィザードとは異なりウィザードリングだけでなく、ガイアメモリの力やフォーゼまでの平成ライダーの力を使いこなすことができる。
これを組み合わせることで、オリジナルのウィザードすら上回る攻撃を放つことも不可能ではない。
私は手元に呼び寄せた専用バイク……『マシンホープ』に跨がると、同じようにバイク形態となったミラーモンスターに跨がる龍騎サバイブ。
同時に走り出すと、私は炎を纏わせ、龍騎サバイブはバイクとなった龍から炎を放つ。そして最後には同時に目の前の敵目掛けて突撃する。
ドラゴンファイヤーストームで威力約450tで私もいるからその威力は2倍。
これで砕けない奴はいない。
しかし……………
「…………お前のスッカスカの頭で計算してもその通りになるわけないじゃん」
「っ!嘘っ!?」
奴はなんと私たちのバイクを意図も容易く受けとめたのだ。
「………はい、残念☆」
「あぁぁぁぁぁぁぁぉぁ!!!」
直後、走る深緑の稲妻。
シャドービームという奴だろうか。
放電と共に、私の体が崩れ落ちると召喚した龍騎サバイブは光の粒子となって跡形もなく消滅した。
私を煽るように、奴は某少年探偵の口真似をしながら私の攻撃をいなしていく。
リボルケインで私の剣戟を受けとめ、受け流す。
しかし、決して私には攻撃しない。
……………こいつは私をおちょくっているんだ。
「黙れ!!お前が………お前たちがいなければぁぁぁっ!!」
《姫百合!プリーズ!》
《CAROL!MAXIMUM-DRIVE!》
シザースセイバーガンに宿る炎。
それを私は自らの魔力で極限まで研鑽し、鋭い刃とする。
それはまさに奴の首を撥ね飛ばす断頭台の刃の如し。
私はそれを周りの被害も省みずに振り下ろすのだけども…………
「本当に………脳ミソまで筋肉で出来てんじゃないの、お前」
奴の構えたリボルケインが一瞬だけ薄紅色に光ると、私の炎の刃を一振りで掻き消してしまう。
『力の差は歴然』とはこういうことを言うのだろうか。
「っ!まだだっ!!」
《龍騎!プリーズ……》
《戦いを終わらせるために戦い抜け!》
隣に並び立つ伝説の戦士。
その赤き龍の騎士の姿は、鏡の中での厳しい戦いを“生き残ってきた”証をその身に宿した姿。
『龍騎サバイブ』……それが呼び出された戦士の名。
そして世界の中核を担ってきたライダーの中でも随一の必殺技の破壊力を誇るライダーでもある。
《コネクト・プリーズ》
《CAROL!MAXIMUM-DRIVE!!》
《チョーイイネ!スペシャル!サイコー!》
《FINAL VENT 》
「“ホープエディション……ドラゴンファイヤーストーム”ゥゥゥゥ!!」
ファントムを飼っているかどうかすらわからない私にはウィザードのようにファントムを呼び出して使役することはおろか、どうやって魔力を引き出しているかすらもわからない。
だが、私にはウィザードとは異なりウィザードリングだけでなく、ガイアメモリの力やフォーゼまでの平成ライダーの力を使いこなすことができる。
これを組み合わせることで、オリジナルのウィザードすら上回る攻撃を放つことも不可能ではない。
私は手元に呼び寄せた専用バイク……『マシンホープ』に跨がると、同じようにバイク形態となったミラーモンスターに跨がる龍騎サバイブ。
同時に走り出すと、私は炎を纏わせ、龍騎サバイブはバイクとなった龍から炎を放つ。そして最後には同時に目の前の敵目掛けて突撃する。
ドラゴンファイヤーストームで威力約450tで私もいるからその威力は2倍。
これで砕けない奴はいない。
しかし……………
「…………お前のスッカスカの頭で計算してもその通りになるわけないじゃん」
「っ!嘘っ!?」
奴はなんと私たちのバイクを意図も容易く受けとめたのだ。
「………はい、残念☆」
「あぁぁぁぁぁぁぁぉぁ!!!」
直後、走る深緑の稲妻。
シャドービームという奴だろうか。
放電と共に、私の体が崩れ落ちると召喚した龍騎サバイブは光の粒子となって跡形もなく消滅した。