3話:ナカムラ、ヒーロー辞めるってよ……ってそこまでは言ってない!
─────
──
「…………だ、大丈夫ー?」
「な、なんとか…………」
私が地上に戻ってきた頃にはあの犬はいなくなっていた。
私は近くの空き地で千花が買ってきたペットボトルの水で顔を洗う。
…………ホントに酷い目にあった。
「さっ、早くいこっ!」
「う、うん………」
気を取り直して、私はこの空き地の隣に位置する目的地……望葉区の銭湯に入る。
建物に入ると、入口で入場料を払い、それから貸しバスタオル、石鹸を貰う。
そして靴を下駄箱に入れると脱衣所へと向かった。
平日だからだろうか、人が少ないように思える。
「あっ、千花!この石鹸みかんのにおいがするよ~」
「そう!ここの銭湯は世にも珍しいみかん石鹸が貰えちゃうの!」
「へぇ~!」
この石鹸、数回使えばなくなってしまうくらいに小さいのだけど、みかんのいいにおいがする。
明日もまた使おっかな。
「さっ、お風呂お風呂~♪」
脱衣所に着くと千花は服を脱いでいく。
一方、私はというと……千花から視線を外せずにいた。
彼女は上着を脱いだ後、ベルトをスカートを脱ぐ。
白いショーツに包まれた柔らかそうなヒップが露になる。
凄く綺麗だ。柔らかそう………。
なんかドキドキしてきた。
こうして彼女が服を脱いでいる様を見ると、どうしてだろう……なんか体が熱くなっていく。
心臓がバクバクと動き、息も荒くなる。
私は彼女の下着姿をみて興奮しているんだ。
………最低だ。彼女をそんな目で見ているなんて。
やがて下着も外し、裸体になった彼女は私の視線に気づき…………
「もぉ~!ノゾミお姉ちゃんのエッチぃ♪」
「ごっ、ごごごごごめんっ!!」
「……?どったの?」
私にじゃれつく千花だったが、私の狼狽えぶりをみて首を傾げる。
そりゃそうだ。女の子同士でなにを緊張しているのだか。
「なんでもないっ!ほら!早くお風呂入っちゃおっ!!」
私も衣服を脱ぎ、ロッカーに放り投げると千花の手を握ると浴室の方へと向かっていった。
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「…………だ、大丈夫ー?」
「な、なんとか…………」
私が地上に戻ってきた頃にはあの犬はいなくなっていた。
私は近くの空き地で千花が買ってきたペットボトルの水で顔を洗う。
…………ホントに酷い目にあった。
「さっ、早くいこっ!」
「う、うん………」
気を取り直して、私はこの空き地の隣に位置する目的地……望葉区の銭湯に入る。
建物に入ると、入口で入場料を払い、それから貸しバスタオル、石鹸を貰う。
そして靴を下駄箱に入れると脱衣所へと向かった。
平日だからだろうか、人が少ないように思える。
「あっ、千花!この石鹸みかんのにおいがするよ~」
「そう!ここの銭湯は世にも珍しいみかん石鹸が貰えちゃうの!」
「へぇ~!」
この石鹸、数回使えばなくなってしまうくらいに小さいのだけど、みかんのいいにおいがする。
明日もまた使おっかな。
「さっ、お風呂お風呂~♪」
脱衣所に着くと千花は服を脱いでいく。
一方、私はというと……千花から視線を外せずにいた。
彼女は上着を脱いだ後、ベルトをスカートを脱ぐ。
白いショーツに包まれた柔らかそうなヒップが露になる。
凄く綺麗だ。柔らかそう………。
なんかドキドキしてきた。
こうして彼女が服を脱いでいる様を見ると、どうしてだろう……なんか体が熱くなっていく。
心臓がバクバクと動き、息も荒くなる。
私は彼女の下着姿をみて興奮しているんだ。
………最低だ。彼女をそんな目で見ているなんて。
やがて下着も外し、裸体になった彼女は私の視線に気づき…………
「もぉ~!ノゾミお姉ちゃんのエッチぃ♪」
「ごっ、ごごごごごめんっ!!」
「……?どったの?」
私にじゃれつく千花だったが、私の狼狽えぶりをみて首を傾げる。
そりゃそうだ。女の子同士でなにを緊張しているのだか。
「なんでもないっ!ほら!早くお風呂入っちゃおっ!!」
私も衣服を脱ぎ、ロッカーに放り投げると千花の手を握ると浴室の方へと向かっていった。