2話:魔法少女としてがんばります!……ってどおしてだよォォ!!
「まっ、そんなことはどうでもいいんだ。
俺と勇騎のふたりで作った特製お雑煮だ。食べてくれ!」
「あっ、そうなんですか……じゃあいただきます」
私とセッテ、そして毅さん……そして他の仲間たちにも神崎さんと勇騎さんの特製お雑煮が配られていく。
「これは…………!」
私の前に置かれたお雑煮。
鼻腔をくすぐるいいにおい。
なんなんだろう………すごく、すごく食欲をそそるのだ。
私はおもむろに茶碗を手に取り、おつゆを一口。
「~~~~~っっっ!!!///」
────その瞬間、私の意識は時空を超えた。
《…………きーか♪せてよ♪溢れるメロディ♪
まーよい子の♪心の森~に♪》
──どこからともなく歌が聞こえる。
私の眼前には美しき森。
日の光に煌めく清き川。
風に花がそよぐ花畑。
空に踊る鳥たち。
あぁ、これがこの地球 の“自然”。
この地球に根付き育まれた命たちは、この地球で瞬間瞬間を必死に生きる。
草も花と鳥も………そして人間たちも。
そう、我々人間もまた、天然自然の産物。
この地球に生まれた命。
…………あれ?なんか私、根本から間違えてる?
いや、もはやそんな些細なことなどどうでもいい。
「美味しい…………」
私の頬が涙を伝う。
懐かしくも美しい、命の起源 。
私は確かに、真理に触れたのだ。
このお雑煮によって…………。
「そっか。台所にいる勇騎も喜ぶよ………」
神崎さんの声が聞こえる。
穏やかな声だった。
「美味しい!もっと!もっと下さい!!」
セッテに至っては普段からは想像も出来ないくらいにハイテンションになり、神崎さんにお雑煮をねだる。
「あっ!私も!!」
私も自分のお雑煮を慌てて食べ尽くすとおかわりする。
私たちふたりだけで、お雑煮を何回おかわりしたのだろう。
それくらいにこのお雑煮は美味しかったのだ。
俺と勇騎のふたりで作った特製お雑煮だ。食べてくれ!」
「あっ、そうなんですか……じゃあいただきます」
私とセッテ、そして毅さん……そして他の仲間たちにも神崎さんと勇騎さんの特製お雑煮が配られていく。
「これは…………!」
私の前に置かれたお雑煮。
鼻腔をくすぐるいいにおい。
なんなんだろう………すごく、すごく食欲をそそるのだ。
私はおもむろに茶碗を手に取り、おつゆを一口。
「~~~~~っっっ!!!///」
────その瞬間、私の意識は時空を超えた。
《…………きーか♪せてよ♪溢れるメロディ♪
まーよい子の♪心の森~に♪》
──どこからともなく歌が聞こえる。
私の眼前には美しき森。
日の光に煌めく清き川。
風に花がそよぐ花畑。
空に踊る鳥たち。
あぁ、これがこの
この地球に根付き育まれた命たちは、この地球で瞬間瞬間を必死に生きる。
草も花と鳥も………そして人間たちも。
そう、我々人間もまた、天然自然の産物。
この地球に生まれた命。
…………あれ?なんか私、根本から間違えてる?
いや、もはやそんな些細なことなどどうでもいい。
「美味しい…………」
私の頬が涙を伝う。
懐かしくも美しい、命の
私は確かに、真理に触れたのだ。
このお雑煮によって…………。
「そっか。台所にいる勇騎も喜ぶよ………」
神崎さんの声が聞こえる。
穏やかな声だった。
「美味しい!もっと!もっと下さい!!」
セッテに至っては普段からは想像も出来ないくらいにハイテンションになり、神崎さんにお雑煮をねだる。
「あっ!私も!!」
私も自分のお雑煮を慌てて食べ尽くすとおかわりする。
私たちふたりだけで、お雑煮を何回おかわりしたのだろう。
それくらいにこのお雑煮は美味しかったのだ。