2話:魔法少女としてがんばります!……ってどおしてだよォォ!!
───
あれは1月1日。
年が明けた日のことだった。
ここでの生活にも慣れた頃、BATTOLERを貸し切りにする形で私とセッテも仲間に入れてもらい他のライダーの仲間たち……『ライダー同盟』のみんなと食事をすることになった。
………新年のパーティーなんだって。
「えっ、えぇ………みなさま明けましておめでとうございます。この度は…………」
「将さーん、かてぇぞー!」
「お前は少し大人しくしてろ椿っ!
ったく……呼道のやつどこいったんだよ………!
まっ、今日1日くらいは楽しくやろーぜ!」
将さんが新年の挨拶しそれを勝利くんが冷やかす中、新年のパーティーは始まった。
重箱を彩る料理の数々やオードブルの数々。
一瞬量が多すぎると思ったが、ここには“食いしん坊”がいるので大丈夫か。
「…………」
「もー、アルちゃん食べ過ぎー!」
「……いいじゃん、まだあるし」
そう、黒髪のクールビューティ……『アル』だ。
『α』なるライダーに変身する彼女もなかなか謎の多い女性なのだが、綺麗な外見に反して食いしん坊って……ちょっとかわいいかも。
……私もむしゃむしゃされたことあるけど。
「なぁ、そういや神崎もいないよな?
……ノゾミ、何か知らないか?」
私の前の席に座っていた黒のミドルヘアーのワイルドな男性……『桐山 毅(きりやま つよし)』さんが口を開く。
彼は改造人間のライダー『アニマル』に変身するのだけど、この中では間違いなく常識人だ。
………ていうか、他のみんなが変に濃いんだ。
「あっ………そういえば見てないですね…………」
「おーい!みんなー!お雑煮が出来たぞー!」
「あっ、神崎!
……なんだ………台所にいたのか」
そして毅さんが探していた男性………『神崎 俊哉(かんざき としや)』さんお雑煮を入れた深めの茶碗をお盆にのせてやってくる。
私たち……というより勇騎さんたちをサポートする大企業『ガンバライジング社』の協力者である彼は『ガンバライダー』というライダーに変身する。
………ちなみにどうしようもないロリコンだ。
「…………ロリコンで何が悪い。
ロリコンであることは俺のアイデンティティーだ」
なんでこの人はこんなしょーもない台詞をこんなドヤ顔で言っているのだろう?
あれは1月1日。
年が明けた日のことだった。
ここでの生活にも慣れた頃、BATTOLERを貸し切りにする形で私とセッテも仲間に入れてもらい他のライダーの仲間たち……『ライダー同盟』のみんなと食事をすることになった。
………新年のパーティーなんだって。
「えっ、えぇ………みなさま明けましておめでとうございます。この度は…………」
「将さーん、かてぇぞー!」
「お前は少し大人しくしてろ椿っ!
ったく……呼道のやつどこいったんだよ………!
まっ、今日1日くらいは楽しくやろーぜ!」
将さんが新年の挨拶しそれを勝利くんが冷やかす中、新年のパーティーは始まった。
重箱を彩る料理の数々やオードブルの数々。
一瞬量が多すぎると思ったが、ここには“食いしん坊”がいるので大丈夫か。
「…………」
「もー、アルちゃん食べ過ぎー!」
「……いいじゃん、まだあるし」
そう、黒髪のクールビューティ……『アル』だ。
『α』なるライダーに変身する彼女もなかなか謎の多い女性なのだが、綺麗な外見に反して食いしん坊って……ちょっとかわいいかも。
……私もむしゃむしゃされたことあるけど。
「なぁ、そういや神崎もいないよな?
……ノゾミ、何か知らないか?」
私の前の席に座っていた黒のミドルヘアーのワイルドな男性……『桐山 毅(きりやま つよし)』さんが口を開く。
彼は改造人間のライダー『アニマル』に変身するのだけど、この中では間違いなく常識人だ。
………ていうか、他のみんなが変に濃いんだ。
「あっ………そういえば見てないですね…………」
「おーい!みんなー!お雑煮が出来たぞー!」
「あっ、神崎!
……なんだ………台所にいたのか」
そして毅さんが探していた男性………『神崎 俊哉(かんざき としや)』さんお雑煮を入れた深めの茶碗をお盆にのせてやってくる。
私たち……というより勇騎さんたちをサポートする大企業『ガンバライジング社』の協力者である彼は『ガンバライダー』というライダーに変身する。
………ちなみにどうしようもないロリコンだ。
「…………ロリコンで何が悪い。
ロリコンであることは俺のアイデンティティーだ」
なんでこの人はこんなしょーもない台詞をこんなドヤ顔で言っているのだろう?