2話:魔法少女としてがんばります!……ってどおしてだよォォ!!
──RIVEL SIDE──
あの神龍とかいう女と士が死闘を繰り広げている頃、俺……呼道勇騎と目の前の怪物、来栖黎人も激戦を繰り広げていた。
《エレキスチーム……!》
「貴様には色々と恨みがある……!裁きを受けろォォォ!!」
その手に握る刃から雷撃を放つ来栖……いやアシッドローグ。
だが、そんな攻撃ではデュアルフュージョン体となった俺には効きやしない。
《ビルド!バースト!》
《ダイヤモンド………!》
形成されるダイヤモンド型の盾。
それら全てが奴の雷撃を防いでしまう。
「そんな攻撃、効かねぇよ……!」
《ハリネズミ!》
《ゴースト!バースト!》
《カイガン!ニュートン!》
右腕に装備されるハリネズミの如く刺が生えたグローブ。
それをサポートするかのように万有引力を発見したニュートンの力で引力を操作。
奴の自由を奪いつつ、奴の体をこちらに引き寄せる。
「ぐっ………!」
「はぁぁぁぁっ!」
「ぬぉぉぉぉぉっ!!」
引力の操作によりこちらに引き寄せられたアシッドローグをハリネズミのグローブがついた右腕で力任せに殴り飛ばす。
ビルドのフルボトルとゴーストの15人の英雄の力。
それらを“実験”するかのように組み合わせ、戦う変幻自在のリベル………エクスペリメントソウル。
『魂の科学者』の2つ名は伊達ではない。
《ソウルフルバスター!》
ビルドの最強武器である分厚い刀身が特徴の巨体武装『フルボトルバスター』と、ゴーストの最強武器である名前の通りサングラスが取り付いた剣『サングラスラッシャー』。
それら2つが召喚されると同時に融合を開始。
サングラスラッシャーをベースにフルボトルバスターのように刀身が太く巨大となった武器『ソウルフルバスター』となる。
これがこのエクスペリメントソウルの最強武器だ。
「お前に耐えられるかな……?」
「姑息な!!」
《カイガン!リョウマ!》
《ドラゴン!》
《アイススチーム……!》
奴は冷気を刃に、俺は偉人の力をその身に宿し、武装には東洋の龍を象った蒼炎が纏われる。
「「はぁぁぁぁっ!!」」
地面を蹴り、互いに距離を詰める。
先ほどのダメージが嘘のように体が軽く、痛みも感じない。
これがデュアルフュージョンの恩恵のひとつ。
ライダーを超える存在へとその身を変えることは、人間をその部品へと変えるということなのかもしれない。
だが、今はそれでいい。
俺たちの世界を救うために………
“託された願い”を叶えるために。
今は……兵器にでも、部品にでもなってやる。
あの神龍とかいう女と士が死闘を繰り広げている頃、俺……呼道勇騎と目の前の怪物、来栖黎人も激戦を繰り広げていた。
《エレキスチーム……!》
「貴様には色々と恨みがある……!裁きを受けろォォォ!!」
その手に握る刃から雷撃を放つ来栖……いやアシッドローグ。
だが、そんな攻撃ではデュアルフュージョン体となった俺には効きやしない。
《ビルド!バースト!》
《ダイヤモンド………!》
形成されるダイヤモンド型の盾。
それら全てが奴の雷撃を防いでしまう。
「そんな攻撃、効かねぇよ……!」
《ハリネズミ!》
《ゴースト!バースト!》
《カイガン!ニュートン!》
右腕に装備されるハリネズミの如く刺が生えたグローブ。
それをサポートするかのように万有引力を発見したニュートンの力で引力を操作。
奴の自由を奪いつつ、奴の体をこちらに引き寄せる。
「ぐっ………!」
「はぁぁぁぁっ!」
「ぬぉぉぉぉぉっ!!」
引力の操作によりこちらに引き寄せられたアシッドローグをハリネズミのグローブがついた右腕で力任せに殴り飛ばす。
ビルドのフルボトルとゴーストの15人の英雄の力。
それらを“実験”するかのように組み合わせ、戦う変幻自在のリベル………エクスペリメントソウル。
『魂の科学者』の2つ名は伊達ではない。
《ソウルフルバスター!》
ビルドの最強武器である分厚い刀身が特徴の巨体武装『フルボトルバスター』と、ゴーストの最強武器である名前の通りサングラスが取り付いた剣『サングラスラッシャー』。
それら2つが召喚されると同時に融合を開始。
サングラスラッシャーをベースにフルボトルバスターのように刀身が太く巨大となった武器『ソウルフルバスター』となる。
これがこのエクスペリメントソウルの最強武器だ。
「お前に耐えられるかな……?」
「姑息な!!」
《カイガン!リョウマ!》
《ドラゴン!》
《アイススチーム……!》
奴は冷気を刃に、俺は偉人の力をその身に宿し、武装には東洋の龍を象った蒼炎が纏われる。
「「はぁぁぁぁっ!!」」
地面を蹴り、互いに距離を詰める。
先ほどのダメージが嘘のように体が軽く、痛みも感じない。
これがデュアルフュージョンの恩恵のひとつ。
ライダーを超える存在へとその身を変えることは、人間をその部品へと変えるということなのかもしれない。
だが、今はそれでいい。
俺たちの世界を救うために………
“託された願い”を叶えるために。
今は……兵器にでも、部品にでもなってやる。