2話:魔法少女としてがんばります!……ってどおしてだよォォ!!
「俺の様子を伺っている暇があるのか?」
「っ!!」
一瞬にして詰められる距離。
既にディケイドストロンガーの腕には電撃が纏われている。
ディケイドによる多段変身……『カメンライド』はあくまでも“能力の再現”に過ぎないが変身者である門矢士の類い稀なる才能により、その力はオリジナルにも勝るとも劣らない。
《PUT-ON》
あまりのスピードにチップを使うことも、クロックアップを発動させ避けることもほぼ不可能。
私は咄嗟にプットオンを発動し、攻撃がヒットすることが予想される胸部のみ装甲を装着する。
直後、爆音にも似た激しい音と共に装甲を装着した胸部に凄まじい衝撃が走る。
「くっ………!」
プットオンによりダメージを最小限に押さえることが出来たが、それでも私の体は大きく吹っ飛ばされ、近くの電柱に叩きつけられてしまう。
その衝撃を物語るように電柱が倒れ、その衝撃で電線が切れて辺りが停電となる。
「少しやり過ぎたか…………」
火花が飛び散る中、周囲の被害を見つつも、ディケイドストロンガーは私に歩み寄る。
「このままじゃ街が………!」
幸い私たちのいる場所は、駅沿いの広い駐車場がある場所であったため、民家や人に被害はなかったのだが、それでも被害をこれ以上広げる訳にはいかない。
確かにディケイドは規格外の強さを誇る戦士だが、早く決着をつけなければ…………。
「…………決着をつけようか、神龍」
ディケイドストロンガーはまたもやカードを取り出す。
そのカードは黄色の縁取りの紋章の描かれたカード………『ファイナルアタックライド』。
最大最強の一撃を放つ際に使われるカードだ。
「そうね………!」
《ONE……TWO ……THREE》
ゼクターの操作と共に、エネルギーをチャージ。
それと同時に私自身のチカラ………『ニューシード』により、チャージされたエネルギーを更に増幅させる。
《FINAL ATTACK RIDE》
対するディケイドストロンガーはカードを装填し、待機状態に入る。
「ライダー………キック……!はぁっ!」
《RIDER KICK》
《S・S・S・STRONGER!》
「ふっ……!」
エネルギーの蓄積が臨界点を突破すると同時に飛び上がりそれぞれ必殺の一撃を放つ。
「はぁぁぁっ!」
「だーーーーー!!」
私と破壊者の最大最強の一撃がぶつかり合い、闇夜に一瞬昼が訪れたかのように眩い光が辺りを包み込んだ。
「っ!!」
一瞬にして詰められる距離。
既にディケイドストロンガーの腕には電撃が纏われている。
ディケイドによる多段変身……『カメンライド』はあくまでも“能力の再現”に過ぎないが変身者である門矢士の類い稀なる才能により、その力はオリジナルにも勝るとも劣らない。
《PUT-ON》
あまりのスピードにチップを使うことも、クロックアップを発動させ避けることもほぼ不可能。
私は咄嗟にプットオンを発動し、攻撃がヒットすることが予想される胸部のみ装甲を装着する。
直後、爆音にも似た激しい音と共に装甲を装着した胸部に凄まじい衝撃が走る。
「くっ………!」
プットオンによりダメージを最小限に押さえることが出来たが、それでも私の体は大きく吹っ飛ばされ、近くの電柱に叩きつけられてしまう。
その衝撃を物語るように電柱が倒れ、その衝撃で電線が切れて辺りが停電となる。
「少しやり過ぎたか…………」
火花が飛び散る中、周囲の被害を見つつも、ディケイドストロンガーは私に歩み寄る。
「このままじゃ街が………!」
幸い私たちのいる場所は、駅沿いの広い駐車場がある場所であったため、民家や人に被害はなかったのだが、それでも被害をこれ以上広げる訳にはいかない。
確かにディケイドは規格外の強さを誇る戦士だが、早く決着をつけなければ…………。
「…………決着をつけようか、神龍」
ディケイドストロンガーはまたもやカードを取り出す。
そのカードは黄色の縁取りの紋章の描かれたカード………『ファイナルアタックライド』。
最大最強の一撃を放つ際に使われるカードだ。
「そうね………!」
《ONE……TWO ……THREE》
ゼクターの操作と共に、エネルギーをチャージ。
それと同時に私自身のチカラ………『ニューシード』により、チャージされたエネルギーを更に増幅させる。
《FINAL ATTACK RIDE》
対するディケイドストロンガーはカードを装填し、待機状態に入る。
「ライダー………キック……!はぁっ!」
《RIDER KICK》
《S・S・S・STRONGER!》
「ふっ……!」
エネルギーの蓄積が臨界点を突破すると同時に飛び上がりそれぞれ必殺の一撃を放つ。
「はぁぁぁっ!」
「だーーーーー!!」
私と破壊者の最大最強の一撃がぶつかり合い、闇夜に一瞬昼が訪れたかのように眩い光が辺りを包み込んだ。