プロローグ:なんか希望の担い手(屑)を撥ねました……ってなにやってんの!?

なんていうか……思い返せば、
アレが全ての始まりだったような気がする。



あっ!どうも、はじめまして。


そして、以前から私を知っている方はお久しぶりです。


ノゾミ・ナカムラです。



今回は私が語り部をつとめさせて頂きますので悪しからず。



……って私は誰に向かって話しかけているんだろ?



まぁ、いいや。今はそんなこと話してる場合じゃなかったんだ。



「今日こそ貴様たちの息の根を止めてやる!」


「またあんたか来栖さん……!」


「ノンたん油断はするなよ?
またどんな手でくるかわかんねぇからな」


「大丈夫!」


目の前には喪服のようなスーツを着た男、『来栖黎人』。


私の隣にはたまたまお揃いのパーカーを着た2人の仲間『椿勝利』くん



彼とは一悶着あったが、今では大切な仲間だ。

少なくとも私『は』そう思っている。
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