Chapter.1:みっちゃん
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「あはははは………みっちゃん大丈夫?」
「ウン、ダイジョウブ…………」
ジェットコースター、お化け屋敷と俺の苦手な絶叫系アトラクションを回りすっかりグロッキーになってしまった俺。
あかりんはそんな俺を見て笑っている。
くそぉぅ………わざとだな…………。
「次は絶叫系じゃないから安心してね☆」
そう言って指差したのはメリーゴーランド。
「メリーゴーランドか………」
ここにきてロマンチックなやつが来たか………。
メリーゴーランドを見つめて『あるもの』を探す。
「………ちぇっ、このメリーゴーランドゴールデンリングがついてないや」
「?……ゴールデンリングって?」
ここであかりんが食いついて来る。
さすがに知ってる訳ないよね。
「ゴールデンリングってのはね、手のひらサイズの金の輪っかでメリーゴーランドが回転している時に取るともう1回乗れるんだよ」
「へぇ……そうなんだぁ~。ついてたらよかったのにね、そのゴールデンボール」
「リングだから!ゴールデンリング!どんな言い間違いだよ!?」
「ゴメン間違えちゃった。てへぺろ」
絶対わざとだろ………と思いながら順番待ちする事10分。
ようやく俺たちの番がやって来た。
「あはははは………みっちゃん大丈夫?」
「ウン、ダイジョウブ…………」
ジェットコースター、お化け屋敷と俺の苦手な絶叫系アトラクションを回りすっかりグロッキーになってしまった俺。
あかりんはそんな俺を見て笑っている。
くそぉぅ………わざとだな…………。
「次は絶叫系じゃないから安心してね☆」
そう言って指差したのはメリーゴーランド。
「メリーゴーランドか………」
ここにきてロマンチックなやつが来たか………。
メリーゴーランドを見つめて『あるもの』を探す。
「………ちぇっ、このメリーゴーランドゴールデンリングがついてないや」
「?……ゴールデンリングって?」
ここであかりんが食いついて来る。
さすがに知ってる訳ないよね。
「ゴールデンリングってのはね、手のひらサイズの金の輪っかでメリーゴーランドが回転している時に取るともう1回乗れるんだよ」
「へぇ……そうなんだぁ~。ついてたらよかったのにね、そのゴールデンボール」
「リングだから!ゴールデンリング!どんな言い間違いだよ!?」
「ゴメン間違えちゃった。てへぺろ」
絶対わざとだろ………と思いながら順番待ちする事10分。
ようやく俺たちの番がやって来た。