Chapter.1:みっちゃん
腰のハードポイントから鞘を取り外し刀を引き抜く。
ブオン、という音と共に刀身がリヒトシュトロームで構成されていく。
その刃は淡い桜色の光を放っており、妖しくも美しい。
まるで妖刀のようなその兵器の名は『ビームサムライソード』。
サムライフェイズのメインウェポンだ。
「…………」
ビームサムライソード片手にアンゲロスに近づいてゆく。
スパイダーアンゲロスたちは怖気づいたように一歩、また一歩と後退していく。
だが、それを逃す俺ではない。
「せあぁぁぁっ!」
ダンッ、と地面を蹴り一気に距離を詰めれば刀を振るい切り裂く。
鮮やかな断面を晒しながら果てるスパイダーアンゲロス。
鋭く研鑽されたその刃の切れ味はビームクローすらも上回る。
「これで終わりにする………!」
《IGNITION!OVER-DRIVE!》
一度鞘に刀を収め、バックルの装飾品を回転させる。
すると電子音声と共にリヒトシュトロームが右腕に集中する。
「キシャァァァァァァ!!」
最大最強の一撃が来ると本能で感じとったのだろう。
技の発動を阻止するかのようにこちらに向かってくるアンゲロスたち。
………俺はこれを待っていたんだ。
「切り捨て…………御免!!」
一気に刃を引き抜き、一閃。
桜吹雪のような光が舞い、時間が止まったかのように動かなくなるアンゲロスたち。
そして刃を鞘に収めれば奴らの時間が再び動き出す。
「「「「「ギャアァァァァァァァァァァ!!」」」」」
舞い散る血飛沫。響き渡る断末魔。
異形の怪物たちは一体も残らず一点の光も見えない闇の底へと追放された。
ブオン、という音と共に刀身がリヒトシュトロームで構成されていく。
その刃は淡い桜色の光を放っており、妖しくも美しい。
まるで妖刀のようなその兵器の名は『ビームサムライソード』。
サムライフェイズのメインウェポンだ。
「…………」
ビームサムライソード片手にアンゲロスに近づいてゆく。
スパイダーアンゲロスたちは怖気づいたように一歩、また一歩と後退していく。
だが、それを逃す俺ではない。
「せあぁぁぁっ!」
ダンッ、と地面を蹴り一気に距離を詰めれば刀を振るい切り裂く。
鮮やかな断面を晒しながら果てるスパイダーアンゲロス。
鋭く研鑽されたその刃の切れ味はビームクローすらも上回る。
「これで終わりにする………!」
《IGNITION!OVER-DRIVE!》
一度鞘に刀を収め、バックルの装飾品を回転させる。
すると電子音声と共にリヒトシュトロームが右腕に集中する。
「キシャァァァァァァ!!」
最大最強の一撃が来ると本能で感じとったのだろう。
技の発動を阻止するかのようにこちらに向かってくるアンゲロスたち。
………俺はこれを待っていたんだ。
「切り捨て…………御免!!」
一気に刃を引き抜き、一閃。
桜吹雪のような光が舞い、時間が止まったかのように動かなくなるアンゲロスたち。
そして刃を鞘に収めれば奴らの時間が再び動き出す。
「「「「「ギャアァァァァァァァァァァ!!」」」」」
舞い散る血飛沫。響き渡る断末魔。
異形の怪物たちは一体も残らず一点の光も見えない闇の底へと追放された。