一章 THE BIGINNING

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「………戻って、来た……?」


恐る恐る目を開けて見れば目の前にはガンバライジングの筐体。


どうやらもとのゲーセンに戻ってきたようだ。


「………さてと、話の続きだが……」


「あー……その前に手当しなきゃな、うち来いよ。手当くらいはしてやるよ」


話を切り出そうとするお嬢さんを怪我の手当を理由にうちに誘う。
怪我の手当もそうだがうちの方が落ち着いて話せると思ったからだ。


……別にいやらしいことは考えてないからな?


「うん、じゃあお願いしようかな」


お嬢さんもわかってくれたのか承諾してくれた。


そして俺たちは自宅へと向かった。
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