一章 THE BIGINNING
「ドライブ!!
……くっ、やっぱり私じゃダメなのか……!」
なにやらバックルのようなアイテムを見つめ苦悶の表情を浮かべるお嬢さん。
「おい、アンタがダメだったら一体どうすんだよ!?」
「ねぇ……君。
あいつに追われてるんでしょ……。ならさ、これは賭けだ。
ここで君が変身出来たら君の勝ち。
変身出来なければ死だ」
焦る俺に対してお嬢さんはあくまでも冷静に答える。
こんな危機的状況でも冷静で居られるのは彼女が場数を踏んできた証拠なのだろう。
「へ、変身!?出来んのか!?」
「適合者ならね……私は以前から君に目をつけていた。だが、君の方が先にこっちの世界にきてしまった。
これは最大の誤算であり最大のチャンスだ………」
そしてバックルを差し出しお嬢さんは俺にこう問い掛けるのだ。
「………悪魔と相乗りする勇気、あるかな?」
と。
「………悪魔と相乗りする勇気、ね……。上等じゃねぇか!」
このままいたって殺されるだけ。それなら……
俺は彼女からバックルを受け取ると腹部に当てる。
するとベルトが伸び装着される。
「君のガンバライジングのICカードをそこに装填して!」
「OK!」
言われた通りに自前のICカードを装填。
すると……
《ガンバラァァイド!ガンバァァァァァライジィィィィィング!》
「へ、変身!!」
やかましい電子音声とともに俺の体は光に包まれた。
……くっ、やっぱり私じゃダメなのか……!」
なにやらバックルのようなアイテムを見つめ苦悶の表情を浮かべるお嬢さん。
「おい、アンタがダメだったら一体どうすんだよ!?」
「ねぇ……君。
あいつに追われてるんでしょ……。ならさ、これは賭けだ。
ここで君が変身出来たら君の勝ち。
変身出来なければ死だ」
焦る俺に対してお嬢さんはあくまでも冷静に答える。
こんな危機的状況でも冷静で居られるのは彼女が場数を踏んできた証拠なのだろう。
「へ、変身!?出来んのか!?」
「適合者ならね……私は以前から君に目をつけていた。だが、君の方が先にこっちの世界にきてしまった。
これは最大の誤算であり最大のチャンスだ………」
そしてバックルを差し出しお嬢さんは俺にこう問い掛けるのだ。
「………悪魔と相乗りする勇気、あるかな?」
と。
「………悪魔と相乗りする勇気、ね……。上等じゃねぇか!」
このままいたって殺されるだけ。それなら……
俺は彼女からバックルを受け取ると腹部に当てる。
するとベルトが伸び装着される。
「君のガンバライジングのICカードをそこに装填して!」
「OK!」
言われた通りに自前のICカードを装填。
すると……
《ガンバラァァイド!ガンバァァァァァライジィィィィィング!》
「へ、変身!!」
やかましい電子音声とともに俺の体は光に包まれた。