Phase.5 再会─眠れ、愛しの姫君よ─

クイーンスパイダーアンゲロスを病院の外へ追い出すことに成功すると、俺もそれを追いかけ外へ出る。


外に出た先で見たのは、カブトムシメカがクイーンスパイダーアンゲロスと戦っている姿。




「……一体何が……?」


ヴァイトップがアームロイドコアに変化したと思えばどこからともなくあのカブトムシメカがやって来た。

いきなりの事だったので何がなんだか分からず混乱してしまう。


まぁ……仮面ライダーという『テレビの中のヒーロー』に変身している時点で、もう現実味などありはしないのだけども。




『……あれは“アームロイド”。
君をサポートしてくれるロボットさ』


するとエキゾーストノートとともにプライムの近くにやってくるカマラーダ。

カマラーダによると、あのカブトムシメカやカマラーダは『アームロイド』と呼ばれるサポートメカらしい。




「カマラーダ!?いつの間に……」


『ちなみにあのアームロイドは『ヨロイカブト』っていうの』


そして先ほど呼びだされたカブトムシメカは『ヨロイカブト』というらしい。


────なるほど、本当にそのままなネーミングだ。




『さぁ、道紀くん……。

そのルービックキューブの絵柄を鎧武者の絵柄に変えてごらん』
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