Phase.1 邂逅─日常の崩壊─
「………じゃあいってくるね~」
ゲームセンターに到着すると明梨は真っ先にガンバライジングの筐体へと向かった。
この街にずっといる俺たちはよくわかんないけど、
秋くん曰く。ゲームセンターの内装自体はごくごくありふれた田舎街にもありそうなゲームセンターらしい。それがかえって未だこの街に慣れていない秋くんを安心させるのだとも。
「じゃあ俺たちもなんかやるか」
ウキウキしながら筐体へと向かった明梨をやれやれといった感じで見送っては
秋くんは自分たちも何かして遊ぼうと誘う。
「じゃあアレやろうよ」
そう言って俺はあるゲームの筐体を指差す。
そのゲームはマイティノックアウターとかいう格闘ゲーム。
体感型の格闘ゲームなんだけど俺が最も得意とするゲーム。
そして秋くんが最も苦手とするゲーム。
うぇひひひ。今日も練習相手になってもらおうかな。
ゲームセンターに到着すると明梨は真っ先にガンバライジングの筐体へと向かった。
この街にずっといる俺たちはよくわかんないけど、
秋くん曰く。ゲームセンターの内装自体はごくごくありふれた田舎街にもありそうなゲームセンターらしい。それがかえって未だこの街に慣れていない秋くんを安心させるのだとも。
「じゃあ俺たちもなんかやるか」
ウキウキしながら筐体へと向かった明梨をやれやれといった感じで見送っては
秋くんは自分たちも何かして遊ぼうと誘う。
「じゃあアレやろうよ」
そう言って俺はあるゲームの筐体を指差す。
そのゲームはマイティノックアウターとかいう格闘ゲーム。
体感型の格闘ゲームなんだけど俺が最も得意とするゲーム。
そして秋くんが最も苦手とするゲーム。
うぇひひひ。今日も練習相手になってもらおうかな。