Phase.1 邂逅─日常の崩壊─
「相変わらず仮面ライダー好きだよね、あかりん」
カードを自慢してくる明梨に思わず苦笑いしてしまう。
何度も言おう…………彼女、篠宮 明梨は仮面ライダーのファンなのだ。
「うん!仮面ライダーは全部ビデオテープに録画してる。
今のゴーストだってちゃんとね!」
「この御時世にビデオテープて………HDD買いなよ」
「俺、フォーゼならわかるぜ。福士蒼汰くんが好きだったから」
「ライダーだったら俺はWが好きだったなぁ」
仮面ライダー……特に2000年に放映された『クウガ』以降のいわゆる『平成ライダー』は
不揃いであることが統一感とまで言われるほど、作品ごとに作風が大きく異なるのが特徴だ。
あかりんのようにどの作品も好きな者もいれば、俺たちのように1つの作品が好きだという者もいる。
「なぁ、フォーゼのカードとかねぇの?」
「メテオフュージョンのやつ持ってるけど今日は持ってきてないなぁ」
「なんだよ~~~……今度持ってきてよ!」
たわいもない話をしているうちに目的のゲームセンターが目前へと迫る。
俺たちはオートウォークから降りるとゲームセンターへと向かった。
カードを自慢してくる明梨に思わず苦笑いしてしまう。
何度も言おう…………彼女、篠宮 明梨は仮面ライダーのファンなのだ。
「うん!仮面ライダーは全部ビデオテープに録画してる。
今のゴーストだってちゃんとね!」
「この御時世にビデオテープて………HDD買いなよ」
「俺、フォーゼならわかるぜ。福士蒼汰くんが好きだったから」
「ライダーだったら俺はWが好きだったなぁ」
仮面ライダー……特に2000年に放映された『クウガ』以降のいわゆる『平成ライダー』は
不揃いであることが統一感とまで言われるほど、作品ごとに作風が大きく異なるのが特徴だ。
あかりんのようにどの作品も好きな者もいれば、俺たちのように1つの作品が好きだという者もいる。
「なぁ、フォーゼのカードとかねぇの?」
「メテオフュージョンのやつ持ってるけど今日は持ってきてないなぁ」
「なんだよ~~~……今度持ってきてよ!」
たわいもない話をしているうちに目的のゲームセンターが目前へと迫る。
俺たちはオートウォークから降りるとゲームセンターへと向かった。