Phase.4 再会─出会いと別れと─
でも…………
「ガァァァァァァァァァ!!
「きゃっ!!」
「あかりん!!」
クイーンスパイダーアンゲロスの腕があかりんを捉え、彼女の体を持ち上げる。
「いっ!いやァァァァァァ!!」
彼女の恐怖を煽るように口を開き、威嚇する。
直後、彼女の脚を伝って流れ落ちた液体が光に反射してきらめいているのが見えた。
ソックスやスカート、下着がぐっしょりと濡れているのも確認できる。
───どうやらあかりんは恐怖のあまり失禁してしまったようだ。
「あかりんを離せェェェェェ!!!」
腰に巻いたプライムレイザーを起動させる。
「……だっ!誰か助けてェェェ!!」
泣き叫ぶあかりんを救うべく駆け出すとベルトがひとりでに起動して………
《HEY YOU!ARE YOU READY!?》
「うおぉぉぉぉぉ!変・身!!」
《OH,YEAH!PRIME SHOW TIME!》
《BEAM CLAW ACTIVE!》
直後眩い光が俺の体を包み込み、光が収束し完全に消えた頃には、
俺の姿はプライムへと変わっていた。
そして、ビームクローを展開するとクイーンスパイダーアンゲロスの腕を切り裂き、
奴の腕からあかりんを取り返し、あかりんの体を抱き抱える。
「あかりん大丈夫!?」
「みっちゃん!?
………嘘……みっちゃんが……仮面ライダー!?」
俺の姿を見て驚くあかりん。
そりゃそうか。俺なんかがテレビでよく見る大好きな
あのヒーローのような姿になっているのだから。
彼女の驚愕を余所に俺は着地するとあかりんを抱えたまま安全なところを探すも…………
「お願いみっちゃん降ろして!!」
「ちょっ、暴れないで!」
「いいから降ろして!今あたしっ!
………その…………汚れてるから…………っ」
そこまで言うとあかりんは泣き出してしまう。
やっぱり気にしてるのか。
「ごめん………怖い想いさせて」
だが、これ以上泣かせる訳にもいかない。
俺は言われた通りあかりんを降ろすと、あの巨大アンゲロスに向き直るのだった。
「ガァァァァァァァァァ!!
「きゃっ!!」
「あかりん!!」
クイーンスパイダーアンゲロスの腕があかりんを捉え、彼女の体を持ち上げる。
「いっ!いやァァァァァァ!!」
彼女の恐怖を煽るように口を開き、威嚇する。
直後、彼女の脚を伝って流れ落ちた液体が光に反射してきらめいているのが見えた。
ソックスやスカート、下着がぐっしょりと濡れているのも確認できる。
───どうやらあかりんは恐怖のあまり失禁してしまったようだ。
「あかりんを離せェェェェェ!!!」
腰に巻いたプライムレイザーを起動させる。
「……だっ!誰か助けてェェェ!!」
泣き叫ぶあかりんを救うべく駆け出すとベルトがひとりでに起動して………
《HEY YOU!ARE YOU READY!?》
「うおぉぉぉぉぉ!変・身!!」
《OH,YEAH!PRIME SHOW TIME!》
《BEAM CLAW ACTIVE!》
直後眩い光が俺の体を包み込み、光が収束し完全に消えた頃には、
俺の姿はプライムへと変わっていた。
そして、ビームクローを展開するとクイーンスパイダーアンゲロスの腕を切り裂き、
奴の腕からあかりんを取り返し、あかりんの体を抱き抱える。
「あかりん大丈夫!?」
「みっちゃん!?
………嘘……みっちゃんが……仮面ライダー!?」
俺の姿を見て驚くあかりん。
そりゃそうか。俺なんかがテレビでよく見る大好きな
あのヒーローのような姿になっているのだから。
彼女の驚愕を余所に俺は着地するとあかりんを抱えたまま安全なところを探すも…………
「お願いみっちゃん降ろして!!」
「ちょっ、暴れないで!」
「いいから降ろして!今あたしっ!
………その…………汚れてるから…………っ」
そこまで言うとあかりんは泣き出してしまう。
やっぱり気にしてるのか。
「ごめん………怖い想いさせて」
だが、これ以上泣かせる訳にもいかない。
俺は言われた通りあかりんを降ろすと、あの巨大アンゲロスに向き直るのだった。