Phase.4 再会─出会いと別れと─
────2月12日 午前0時15分
「………ユカ姉!どういう事だよ!?」
「いや………そういわれても………」
テーブルをバンッと叩き、ユカ姉に詰め寄る。
あれから秋くんと別れ俺は慌ててユカ姉の元へと戻った。
ユカ姉自身は無事だったのだけど………
「………知らないものは知らないっちゅーか………第一怪物とか死体なんて“見てない”し……」
「一緒に見たでしょ!?それで秋くんに連絡してくれたんでしょう!?」
帰って来てみれば由花はいつもの様子で道紀の帰りを待っていた。
ただ……怪物も死体も見ていないというのだ。
「………どうしちゃったんだよ、ユカ姉……」
「みっちゃんこそどうしたのよ、いきなり出て行って……怪物だなんて。
……う~ん、熱はなし、っと」
まるで会話が噛み合ってない事に落胆する。
ユカ姉というと不思議そうに首をかしげながら俺の額に自分の額をおし当てる。
くそっ、無理矢理キスしてやろうかァ………?
…………なんて度胸は俺にはなく。
「………熱なんてないよ」
ユカ姉から離れると俺は自分の部屋へと戻るのであった。
「………ユカ姉!どういう事だよ!?」
「いや………そういわれても………」
テーブルをバンッと叩き、ユカ姉に詰め寄る。
あれから秋くんと別れ俺は慌ててユカ姉の元へと戻った。
ユカ姉自身は無事だったのだけど………
「………知らないものは知らないっちゅーか………第一怪物とか死体なんて“見てない”し……」
「一緒に見たでしょ!?それで秋くんに連絡してくれたんでしょう!?」
帰って来てみれば由花はいつもの様子で道紀の帰りを待っていた。
ただ……怪物も死体も見ていないというのだ。
「………どうしちゃったんだよ、ユカ姉……」
「みっちゃんこそどうしたのよ、いきなり出て行って……怪物だなんて。
……う~ん、熱はなし、っと」
まるで会話が噛み合ってない事に落胆する。
ユカ姉というと不思議そうに首をかしげながら俺の額に自分の額をおし当てる。
くそっ、無理矢理キスしてやろうかァ………?
…………なんて度胸は俺にはなく。
「………熱なんてないよ」
ユカ姉から離れると俺は自分の部屋へと戻るのであった。