Phase.2 邂逅─変身・仮面ライダープライム─
「大丈夫ですか!?」
ライダーが気兼ねなく戦えるようにと思った行動が
まさか裏目に出ようとは………慌てて駆け寄る。
すると装甲とインナーが分解され、茶髪の髪が特徴の30代後半から40代前半くらいの男の姿が現れる。
ライダーの………男の体力はもはや限界。
「早くあの少女を連れて逃げろ………!」
「貴方はどうするんですか!?」
「俺は………もう持たん。せめて君たちだけでも逃げなさい………!」
そう言って男はベルトを俺に渡してきた。
ベルトはずしりと重たかった。
そして悟る。
このベルトの重みは男が背負ってきたであろう覚悟の重さだと。
人々の命を預かる英雄であること。その責任の重さなのだと。
───でも俺に“戦う”ことなんて出来るのかな…………?
ライダーが気兼ねなく戦えるようにと思った行動が
まさか裏目に出ようとは………慌てて駆け寄る。
すると装甲とインナーが分解され、茶髪の髪が特徴の30代後半から40代前半くらいの男の姿が現れる。
ライダーの………男の体力はもはや限界。
「早くあの少女を連れて逃げろ………!」
「貴方はどうするんですか!?」
「俺は………もう持たん。せめて君たちだけでも逃げなさい………!」
そう言って男はベルトを俺に渡してきた。
ベルトはずしりと重たかった。
そして悟る。
このベルトの重みは男が背負ってきたであろう覚悟の重さだと。
人々の命を預かる英雄であること。その責任の重さなのだと。
───でも俺に“戦う”ことなんて出来るのかな…………?