Phase.2 邂逅─変身・仮面ライダープライム─

そんな物思いに浸っていると、数体の蜘蛛男が蜘蛛の糸を吐く。


糸はライダーの腕や脚に絡みつく。



「ぐっ………!」


蜘蛛の糸が絡みつき身動きが取れなくなったライダー。



しかし………ライダーはそんな小細工では動きを封じられない。




《BEAM MUFFLER ACTIVE!》


一瞬複眼が青く光ったかと思えば、背中の光のマフラー……
『ビームマフラー』というんだろうか………が1メーター程伸び、
まるで別の生き物かの如く縦横無尽に動き周り蜘蛛の糸を切り裂いてしまう。



どうやら、ビームマフラーはライダーの意思によって自由自在に操ることができるようだ。
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