Phase.1 邂逅─日常の崩壊─
───
19時57分 願葉区 ゲームセンター
あれから俺たちは、何時間遊んだだろうか。
外を見てみればもう真っ暗だ。
「やべっ、ユカ姉からだ……連絡してなかったんだよな………」
慌ててスマートフォンを見るとユカ姉………松本 由花からのメッセージが大量に届いており、
それをみて俺は焦って返信する。
ユカ姉は大好きだけど、このメッセージ連打はマジで勘弁。
ホラーじゃん。メンヘラじゃん。
「おーい、もうそろそろ帰ろー?」
ガンバライジングに熱中していたあかりんもこちらにやってきた。
その手には10枚ほどのカードが握られている。
「うん、なんかいいカード出た?」
「全然。持ってるのばっかだった」
そう言ってカードをカードケースの中にしまうと俺の隣にたち………
「さ、早く帰ろうよ!お腹すいちゃった。
………ん?どうしたのさ、緑川?」
と催促するも秋くんはある一点をみたまま動こうとしない。
なんだろうな…………すっごく嫌な予感がする。
19時57分 願葉区 ゲームセンター
あれから俺たちは、何時間遊んだだろうか。
外を見てみればもう真っ暗だ。
「やべっ、ユカ姉からだ……連絡してなかったんだよな………」
慌ててスマートフォンを見るとユカ姉………松本 由花からのメッセージが大量に届いており、
それをみて俺は焦って返信する。
ユカ姉は大好きだけど、このメッセージ連打はマジで勘弁。
ホラーじゃん。メンヘラじゃん。
「おーい、もうそろそろ帰ろー?」
ガンバライジングに熱中していたあかりんもこちらにやってきた。
その手には10枚ほどのカードが握られている。
「うん、なんかいいカード出た?」
「全然。持ってるのばっかだった」
そう言ってカードをカードケースの中にしまうと俺の隣にたち………
「さ、早く帰ろうよ!お腹すいちゃった。
………ん?どうしたのさ、緑川?」
と催促するも秋くんはある一点をみたまま動こうとしない。
なんだろうな…………すっごく嫌な予感がする。