Phase.6 爆現─俺たち二人で─
「─────!!」
「ミィ!?」
「みっちゃん!?」
俺はふたりを置いてきぼりにして、夢中になって走った。
また、怪物が出たんだ。
…………もう、こんなのは嫌だ。
でも、俺の体は俺の意識とは無関係に動いていた。
「ふははははっ!気分がいいねぇ!」
騒動の中心にいたのは、サボテンをそのまま人型にしたような怪物が3体。
うち1体は体がひとまわり大きく、腰に俺のベルトと同型のベルトを巻いている。
このひとまわり大きい個体がボスなのだろう。
「うあぁっ!!」
「うぉっ!?」
「大丈夫ですか!?」
俺はサボテン男に体当たりをかますと襲われていた男性に駆け寄る。
しかし男性は大量に出血しながらぐったりとしていた。
「ミィ………おま、えっ………!?」
「……アキくん、あかりん。この人をお願い」
「……あぁ」
「うん…………」
やがてあかりんと秋くんが遅れて到着すると、2人に男性を託す。
それから、立ち上がりベルトを起動させる。
《HEY YOU! ARE YOU READY!?》
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!変身!!」
《OH YEAH!PRIME SHOW TIME!!》
ベルトの装着と共に、ベルトの全システムが起動する。
ベルトから放たれた光が道紀を包んだと思うとインナースーツが形成され、アーマーパーツが装着されていく。
やがて、ビームの触覚とビームのマフラーが形成されれば、複眼が青白く光り輝き戦闘準備完了となった。
「……はぁぁぁぁぁぁぁ!」
拳を構えると駆け出す。
こうして3体のサボテン男との戦いが始まったのであった。
「ミィ!?」
「みっちゃん!?」
俺はふたりを置いてきぼりにして、夢中になって走った。
また、怪物が出たんだ。
…………もう、こんなのは嫌だ。
でも、俺の体は俺の意識とは無関係に動いていた。
「ふははははっ!気分がいいねぇ!」
騒動の中心にいたのは、サボテンをそのまま人型にしたような怪物が3体。
うち1体は体がひとまわり大きく、腰に俺のベルトと同型のベルトを巻いている。
このひとまわり大きい個体がボスなのだろう。
「うあぁっ!!」
「うぉっ!?」
「大丈夫ですか!?」
俺はサボテン男に体当たりをかますと襲われていた男性に駆け寄る。
しかし男性は大量に出血しながらぐったりとしていた。
「ミィ………おま、えっ………!?」
「……アキくん、あかりん。この人をお願い」
「……あぁ」
「うん…………」
やがてあかりんと秋くんが遅れて到着すると、2人に男性を託す。
それから、立ち上がりベルトを起動させる。
《HEY YOU! ARE YOU READY!?》
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!変身!!」
《OH YEAH!PRIME SHOW TIME!!》
ベルトの装着と共に、ベルトの全システムが起動する。
ベルトから放たれた光が道紀を包んだと思うとインナースーツが形成され、アーマーパーツが装着されていく。
やがて、ビームの触覚とビームのマフラーが形成されれば、複眼が青白く光り輝き戦闘準備完了となった。
「……はぁぁぁぁぁぁぁ!」
拳を構えると駆け出す。
こうして3体のサボテン男との戦いが始まったのであった。