Phase.6 爆現─俺たち二人で─
──PRIME SIDE──
2月22日 午後3時45分。
葉月区 アパート。
あれからどうしたかは覚えていない。
気がついたときには俺はユカ姉の部屋で眠っていた。
ただ明らかなのは姫華さんがもういないという事実と、その姫華さんを手にかけたのは俺だという事実のみ。
それからというもの、俺は体調を崩し学校もずっと休んでいる。
「……みっちゃん、今日は大丈夫?」
「うん……心配かけてごめん……ユカ姉」
結局今日もも学校を休んだ。
ユカ姉のおさがりのピンクのパジャマに身を包み、小さな子供のようにユカ姉にしがみつく。
ユカ姉は心配そうに俺の顔を覗き込む。
「明日はちゃんと学校行くから……だから今はこのまま…………」
「そう?無理しなくてもいいんだよ?
体調悪いんならしっかり休まなきゃ」
「本当はそうしたいけど…………
そうも言ってらんないよ、1週間も学校休んだんだからさ……それに……」
「ミィーーーー!!!」
「わぁぁっ!?」
言いかけたところで秋が何処からともなく部屋に入ってきた俺は慌ててユカ姉から離れるのだが、秋くんに抱きつかれる。
「はぁ………………」
最悪だ。本当に最悪だ。
俺はため息をつくと頭を抱えた。
もう、そういうリアクションしか出来ないよ。
2月22日 午後3時45分。
葉月区 アパート。
あれからどうしたかは覚えていない。
気がついたときには俺はユカ姉の部屋で眠っていた。
ただ明らかなのは姫華さんがもういないという事実と、その姫華さんを手にかけたのは俺だという事実のみ。
それからというもの、俺は体調を崩し学校もずっと休んでいる。
「……みっちゃん、今日は大丈夫?」
「うん……心配かけてごめん……ユカ姉」
結局今日もも学校を休んだ。
ユカ姉のおさがりのピンクのパジャマに身を包み、小さな子供のようにユカ姉にしがみつく。
ユカ姉は心配そうに俺の顔を覗き込む。
「明日はちゃんと学校行くから……だから今はこのまま…………」
「そう?無理しなくてもいいんだよ?
体調悪いんならしっかり休まなきゃ」
「本当はそうしたいけど…………
そうも言ってらんないよ、1週間も学校休んだんだからさ……それに……」
「ミィーーーー!!!」
「わぁぁっ!?」
言いかけたところで秋が何処からともなく部屋に入ってきた俺は慌ててユカ姉から離れるのだが、秋くんに抱きつかれる。
「はぁ………………」
最悪だ。本当に最悪だ。
俺はため息をつくと頭を抱えた。
もう、そういうリアクションしか出来ないよ。