Phase.5 再会─眠れ、愛しの姫君よ─
──TORITOS SIDE──
「終わったか……」
1号機“プライム”とクイーンスパイダーアンゲロスの戦いは終わった。
私の目的は新たな姿となったプライムの戦闘データの収集、その一点のみ。
「戦闘データ収集完了。これより帰還する」
目的を終えた私は、バイザー越しに通信を終えると戦線を離脱した。
そこに残されたのは何もなく、ただ静寂だけが場を支配していた。
──PRIME SIDE──
「……姫華さん!」
いつも感じる胸の違和感にも気にも止めず、ベルトを外し変身を解除する。
慌ててクイーンスパイダーアンゲロス……いや、姫華さんの元に駆け寄った。
しかし………
「……ッ!!」
………彼女の体はとても小さく…………み、え、た………………。
上半身と下半身が生き別れになっており、腕もあらぬ方向にねじ曲がっていた。
その凄惨な光景に思わず目を逸らしてしまった。
「終わったか……」
1号機“プライム”とクイーンスパイダーアンゲロスの戦いは終わった。
私の目的は新たな姿となったプライムの戦闘データの収集、その一点のみ。
「戦闘データ収集完了。これより帰還する」
目的を終えた私は、バイザー越しに通信を終えると戦線を離脱した。
そこに残されたのは何もなく、ただ静寂だけが場を支配していた。
──PRIME SIDE──
「……姫華さん!」
いつも感じる胸の違和感にも気にも止めず、ベルトを外し変身を解除する。
慌ててクイーンスパイダーアンゲロス……いや、姫華さんの元に駆け寄った。
しかし………
「……ッ!!」
………彼女の体はとても小さく…………み、え、た………………。
上半身と下半身が生き別れになっており、腕もあらぬ方向にねじ曲がっていた。
その凄惨な光景に思わず目を逸らしてしまった。