Episode.3 EIN

「来てたのかよ、じゃねーよ!手伝ってくれって言ったのお前だろ!」


「遅ぇんだよ………もう終わっちまうぜ?」


「………全く」


呆れつつも手近な台にカメラを置くとカプセルを取り出す。




《リヒト!》《ドゥンケル!》

《デュアルフュージョン!ヴァルツ!ベーシック!》

《光と闇のマリアージュ!今こそ立ち上がれ最強のライダー!》


カプセルをホルダーに装填してエクスライザーで読み込ませる事でカプセルの力を解放しヴァルツへと変身すると………


《リヒト!バースト!》


いつもの回復能力で自分の傷を癒すとアインの隣に並び立つ。

それにしても………ホントに便利な能力である。



「さっさと終わらせようぜ」


「おうよ!」


「ーーーーーーーーーー!!!」


スネークアンゲロスは吠えるとその巨大な尻尾を振るう。



《エクスライザースラッシュ!!》


素早くエクスライザーをヴァルツクローに変形させると、ヴァルツクローにエネルギーを集中させる。

そして巨大な斬撃波を飛ばしてスネークアンゲロスの尻尾を叩き切る。




「オラァッ!!」


そこにすかさずアインが、風を纏った拳をぶちかまし、スネークアンゲロスを吹っ飛ばす。



「一気に決めるぞ!」


「あぁ!」
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