Episode.3 EIN
「ノーコンテニューでクリアしてやるぜ!……なんてな」
マイティアクションCXへの変身が完了するとゲームエリアが広がり、メダルを模した『エナジーアイテム』が無数に現れる。
ゲームエリア内では、このメダルに似たアイテムを習得することで様々な恩恵を受けることが出来るのだが……本当にゲームの世界が現実に現れたような感覚に陥ってしまう。
──そもそもバグスターウイルス自体がこの世界の事象や概念に感染し、それらを“書き換える”ことであらゆる現象を現実化させる力を持っているものであり、文字通り現実世界の一定範囲をゲームの舞台に“書き換えている”んだがな。
《マッスル化!》
「おらぁぁぁっ!」
間髪いれず俺は駆け出し、エナジーアイテム・マッスル化を取得。
そのまま距離を詰めるとゲムデウスマキナに殴りかかる。
「ぬおぉぉぉぉぉ!?」
俺の拳は宝盾によって防がれてしまうがゲムデウスを大きく吹っ飛ばすことに成功する。
マッスル化で攻撃力を上げているとはいえ、さすがは新旧マイティの力を内包しているだけの事はある。パワーは圧倒的だ。
「おのれぇ………!」
ゲムデウスは宝盾から龍の尾を伸ばし振るう。
真横に振るわれる一閃。
それは龍の如き唸りを上げながら迫り来る。
武器の特性上、横への逃げ道は断たれている。
だからこそ………
《ガシャコンブレイカー!》
「せあぁぁっ!」
……逃げる必要なんてない。
ハンマーと剣が合体したような形をしたエグゼイドさんの専用武器、『ガシャコンブレイカー』を召喚し龍の尾を切り裂いた。
「なにぃ!?」
「まだまだぁ!」
龍の尾を切り裂かれ動揺するゲムデウス。
その隙を見逃すわけなどない。
すかさず肉薄するとガシャコンブレイカーで切り掛かる。
ガシャコンブレイカーを振るうたび、ゲムデウスの生体装甲が切り裂かれ火花が飛び散る。
「そらよっ!」
「うおぉぉぉぉ!?」
そしてトドメと言わんがばかりに蹴りを放つと、ゲムデウスは再び吹っ飛んでいった。
マイティアクションCXへの変身が完了するとゲームエリアが広がり、メダルを模した『エナジーアイテム』が無数に現れる。
ゲームエリア内では、このメダルに似たアイテムを習得することで様々な恩恵を受けることが出来るのだが……本当にゲームの世界が現実に現れたような感覚に陥ってしまう。
──そもそもバグスターウイルス自体がこの世界の事象や概念に感染し、それらを“書き換える”ことであらゆる現象を現実化させる力を持っているものであり、文字通り現実世界の一定範囲をゲームの舞台に“書き換えている”んだがな。
《マッスル化!》
「おらぁぁぁっ!」
間髪いれず俺は駆け出し、エナジーアイテム・マッスル化を取得。
そのまま距離を詰めるとゲムデウスマキナに殴りかかる。
「ぬおぉぉぉぉぉ!?」
俺の拳は宝盾によって防がれてしまうがゲムデウスを大きく吹っ飛ばすことに成功する。
マッスル化で攻撃力を上げているとはいえ、さすがは新旧マイティの力を内包しているだけの事はある。パワーは圧倒的だ。
「おのれぇ………!」
ゲムデウスは宝盾から龍の尾を伸ばし振るう。
真横に振るわれる一閃。
それは龍の如き唸りを上げながら迫り来る。
武器の特性上、横への逃げ道は断たれている。
だからこそ………
《ガシャコンブレイカー!》
「せあぁぁっ!」
……逃げる必要なんてない。
ハンマーと剣が合体したような形をしたエグゼイドさんの専用武器、『ガシャコンブレイカー』を召喚し龍の尾を切り裂いた。
「なにぃ!?」
「まだまだぁ!」
龍の尾を切り裂かれ動揺するゲムデウス。
その隙を見逃すわけなどない。
すかさず肉薄するとガシャコンブレイカーで切り掛かる。
ガシャコンブレイカーを振るうたび、ゲムデウスの生体装甲が切り裂かれ火花が飛び散る。
「そらよっ!」
「うおぉぉぉぉ!?」
そしてトドメと言わんがばかりに蹴りを放つと、ゲムデウスは再び吹っ飛んでいった。