Episode.2 RIVEL
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とりあえず、しゃがんだまま動こうとしないノエルを説得し、カウンターに座らせることには成功した。
そういえば気絶した勇騎さんは………
あー、なんか面倒だからこのまま放置でいいや。
俺もノエルの隣に座り、一息ついた。
「そうだ。コーヒーでも飲むかい?いい豆入ったんだけど」
「あ、じゃあ貰おうかな………ノエルも飲むよな?」
「うん……」
礼も過ぎれば無礼になる。ここは相手の行為に甘えるとしよう。
それが俺のポリシーだ。
「りょーかいっ!ちょ~っと待っててね~……」
理緒は嬉しそうに微笑むとコーヒー豆を挽き始める。
「コーヒー豆挽くところからやんの!?………本格的だな……」
「そりゃあ、お客様に出すコーヒーですから」
コーヒーなんて『3年位前に賞味期限が切れた』インスタントの奴を孟と飲んだのが最後だったからな………。
ちなみに賞味期限切れのインスタントの奴は亨多に捨てられたんだっけ。
アイツ一番そういうのに疎そうなのに、一番そういうのにうるさいんだよな……
おっと。内輪ネタはここまでにしといて、理緒の方を見てみようか。
うーむ……それにしても理緒もなかなかの……というかノエルと肩を並べるくらいの美人だ。
なんというか……刺激的。
正直ノエルに出会ってなければ惚れてたかもしれない。
て言うか多分惚れてた。
そして土下座して一発交渉してたわ。
お願いだからヤらせてくr……おっと、こういうゲスい話はここまでにしとこうか。
まぁ、こりゃあ勇騎さんもあぁなるのも納得だよな。
煩悩にまみれながら理緒をみていると、彼女はサイフォンを準備し、フラスコにお湯を注いでお湯を沸かした。
ああ、なんだろう。
煩悩とか関係なしになんか見ていてワクワクする。
来栖さんとカフェに入ったときは仕事の話でそういうのに注目してなかったからな。
て言うかなかったし。
こう、なんていうか……『ロマンを感じる』……みたいな?
とりあえず、俺もこういう珍しいものは大好きなんだ。
なんか、自分の見聞が広がるような気がしてさ。
とりあえず、しゃがんだまま動こうとしないノエルを説得し、カウンターに座らせることには成功した。
そういえば気絶した勇騎さんは………
あー、なんか面倒だからこのまま放置でいいや。
俺もノエルの隣に座り、一息ついた。
「そうだ。コーヒーでも飲むかい?いい豆入ったんだけど」
「あ、じゃあ貰おうかな………ノエルも飲むよな?」
「うん……」
礼も過ぎれば無礼になる。ここは相手の行為に甘えるとしよう。
それが俺のポリシーだ。
「りょーかいっ!ちょ~っと待っててね~……」
理緒は嬉しそうに微笑むとコーヒー豆を挽き始める。
「コーヒー豆挽くところからやんの!?………本格的だな……」
「そりゃあ、お客様に出すコーヒーですから」
コーヒーなんて『3年位前に賞味期限が切れた』インスタントの奴を孟と飲んだのが最後だったからな………。
ちなみに賞味期限切れのインスタントの奴は亨多に捨てられたんだっけ。
アイツ一番そういうのに疎そうなのに、一番そういうのにうるさいんだよな……
おっと。内輪ネタはここまでにしといて、理緒の方を見てみようか。
うーむ……それにしても理緒もなかなかの……というかノエルと肩を並べるくらいの美人だ。
なんというか……刺激的。
正直ノエルに出会ってなければ惚れてたかもしれない。
て言うか多分惚れてた。
そして土下座して一発交渉してたわ。
お願いだからヤらせてくr……おっと、こういうゲスい話はここまでにしとこうか。
まぁ、こりゃあ勇騎さんもあぁなるのも納得だよな。
煩悩にまみれながら理緒をみていると、彼女はサイフォンを準備し、フラスコにお湯を注いでお湯を沸かした。
ああ、なんだろう。
煩悩とか関係なしになんか見ていてワクワクする。
来栖さんとカフェに入ったときは仕事の話でそういうのに注目してなかったからな。
て言うかなかったし。
こう、なんていうか……『ロマンを感じる』……みたいな?
とりあえず、俺もこういう珍しいものは大好きなんだ。
なんか、自分の見聞が広がるような気がしてさ。