Episode.2 RIVEL
「元の、世界?………どゆこと?」
「俺たちはこことは別の世界………パラレルワールドから来たんだ」
マジかよ……いきなり話が大きくなったぞ………
いや、仮に別の世界から来たとしたなら見慣れないライダーに変身するのにも納得が行くか。
でも………
「で、でもそれとノエルに何の関係が!?」
「お前も見たろ?……その子の不思議な力を」
そうだ、確かにノエルには不思議な力がある。
今し方自分もそれを見ている。
でも、まさか世界と世界を繋ぐようなそんな能力がある……のか?
「かなり前の話だが………俺は自分の世界の仲間と共に自分の世界で戦っていた。
だがどういう訳か、俺は気がついたらこの世界に飛ばされてた」
「ちょっと待って勇騎さん。抽象的すぎね?」
「黙れ。
………そして俺は、この世界で俺と似たような境遇のライダーたちを集めこの世界から脱出する術を探していた」
「…………」
えー……。詳しく話して貰わないとこっちも事情が飲み込めないっていうか………。
何か話したくない理由でもあんのかな?
「この世界の怪人……アンゲロスとお前がさっき戦ってた合体怪人・エクスキメラと戦いながらな。
そしてつい一週間前、有力な情報を手に入れたんだ。
ノエル・ロックディールなる少女がこの件に絡んでるってな」
「いやいやいや………そんな事あるのかよ?だってこの子…………」
「もちろん俺も疑ったさ。でも君も見たろ?彼女の力を」
「あぁ、確かに見た……でもそれだけでノエルがこの事件に絡んでるって決めつけんのはどうかと思うけどな」
そういうと勇騎さんはため息をつく。
「で、何でお前はそこまでこの子に肩入れするんだよ?」
「確かに俺はノエルと今日出会ったばっかりでまだそんなに話もしていない………
でも、ノエルは怯えてたんだ。
訳のわからない連中に追われてさらわれそうになって………
そんな女の子を放っておけるわけないだろ?
仮面ライダーとして……いや、1人の男としてさ」
「あー……要するに惚れたってことか」
「なっ………!違っ……断じてそんな事じゃなくて!だいたい何でそうなるんだよ!?」
勇騎さんの確信をつく一言に顔が熱くなっていくのがわかった。
何もノエルの前で言わなくても………
ノエルの方を見てみれば、彼女は不思議そうな顔をして俺を見つめていた。
「俺たちはこことは別の世界………パラレルワールドから来たんだ」
マジかよ……いきなり話が大きくなったぞ………
いや、仮に別の世界から来たとしたなら見慣れないライダーに変身するのにも納得が行くか。
でも………
「で、でもそれとノエルに何の関係が!?」
「お前も見たろ?……その子の不思議な力を」
そうだ、確かにノエルには不思議な力がある。
今し方自分もそれを見ている。
でも、まさか世界と世界を繋ぐようなそんな能力がある……のか?
「かなり前の話だが………俺は自分の世界の仲間と共に自分の世界で戦っていた。
だがどういう訳か、俺は気がついたらこの世界に飛ばされてた」
「ちょっと待って勇騎さん。抽象的すぎね?」
「黙れ。
………そして俺は、この世界で俺と似たような境遇のライダーたちを集めこの世界から脱出する術を探していた」
「…………」
えー……。詳しく話して貰わないとこっちも事情が飲み込めないっていうか………。
何か話したくない理由でもあんのかな?
「この世界の怪人……アンゲロスとお前がさっき戦ってた合体怪人・エクスキメラと戦いながらな。
そしてつい一週間前、有力な情報を手に入れたんだ。
ノエル・ロックディールなる少女がこの件に絡んでるってな」
「いやいやいや………そんな事あるのかよ?だってこの子…………」
「もちろん俺も疑ったさ。でも君も見たろ?彼女の力を」
「あぁ、確かに見た……でもそれだけでノエルがこの事件に絡んでるって決めつけんのはどうかと思うけどな」
そういうと勇騎さんはため息をつく。
「で、何でお前はそこまでこの子に肩入れするんだよ?」
「確かに俺はノエルと今日出会ったばっかりでまだそんなに話もしていない………
でも、ノエルは怯えてたんだ。
訳のわからない連中に追われてさらわれそうになって………
そんな女の子を放っておけるわけないだろ?
仮面ライダーとして……いや、1人の男としてさ」
「あー……要するに惚れたってことか」
「なっ………!違っ……断じてそんな事じゃなくて!だいたい何でそうなるんだよ!?」
勇騎さんの確信をつく一言に顔が熱くなっていくのがわかった。
何もノエルの前で言わなくても………
ノエルの方を見てみれば、彼女は不思議そうな顔をして俺を見つめていた。