Episode.2 RIVEL
《SET UP!》
「変身!」
《チェーンジッ!仮面ライダー!ダブル!》
《CYCLONE!JOKER!》
新たなジュエルを装填すると、突風と共にリベルの姿は緑色の右半身と黒色の左半身が印象的なライダー、ダブル(これで名前あってるよな?)に変身する。
「嘘だろ!?」
確かに仮面ライダーには状況に応じて姿を変える奴もいる。
そんなこと仮面ライダーに詳しくない俺でもわかる。
だけどこれはフォームチェンジなんてものじゃない。
アイツは………リベルは全く別のライダーに変身したのだ。
ていうかなんだよ、このリベルってライダー……別のライダーに変身出来るのかよ!
それってズルくないか!?
いや、なんかそんなライダーいたような………確かテレビでやってた奴だっけ………。
なんて事を思いつつ奴の出方を伺う…………
「うわぁっ!」
………なんて暇もなく。
風を纏った連続蹴りを浴びせて来るダブル。
このヴァルツとかいうライダーの装甲故か蹴りのダメージ自体はそこまでではない。
しかし、こちらは如何せん使い慣れていないライダーシステムであり、能力の使い方やどんな武器が使えるかすらも把握していない。
だから反撃しても自らの過剰なパワーに振り回されるだけであり………
「やべっ……!うわっ!!」
「はぁぁぁ………はぁぁっ!」
奮った拳が空回りしたところに、風を切り烈蹴が俺の頭を捉えた。
強烈な一撃に意識が一瞬遠退いたが、それでもヴァルツの装甲の堅牢さ故か意識を取り戻しすぐに体制を立て直す程度の余裕はあった。
「はぁぁぁぁっ!!」
とどめの一撃として放たれる強烈な蹴り。
先ほどよりも大振りになっていることからそれがとどめの一撃ということが予想できる。
……その隙を見逃すわけなどない。
「やられてたまるかよ!」
《ヴァルツクロー!》
腰にマウントされていたエクスライザーが変形、三又のクロー型武器・ヴァルツクローとなるとそれを握りしめ斬りかかる。
蹴りとクローがぶつかり合い火花が飛び散る。
「やるな!」
「そっちこそ!」
「変身!」
《チェーンジッ!仮面ライダー!ダブル!》
《CYCLONE!JOKER!》
新たなジュエルを装填すると、突風と共にリベルの姿は緑色の右半身と黒色の左半身が印象的なライダー、ダブル(これで名前あってるよな?)に変身する。
「嘘だろ!?」
確かに仮面ライダーには状況に応じて姿を変える奴もいる。
そんなこと仮面ライダーに詳しくない俺でもわかる。
だけどこれはフォームチェンジなんてものじゃない。
アイツは………リベルは全く別のライダーに変身したのだ。
ていうかなんだよ、このリベルってライダー……別のライダーに変身出来るのかよ!
それってズルくないか!?
いや、なんかそんなライダーいたような………確かテレビでやってた奴だっけ………。
なんて事を思いつつ奴の出方を伺う…………
「うわぁっ!」
………なんて暇もなく。
風を纏った連続蹴りを浴びせて来るダブル。
このヴァルツとかいうライダーの装甲故か蹴りのダメージ自体はそこまでではない。
しかし、こちらは如何せん使い慣れていないライダーシステムであり、能力の使い方やどんな武器が使えるかすらも把握していない。
だから反撃しても自らの過剰なパワーに振り回されるだけであり………
「やべっ……!うわっ!!」
「はぁぁぁ………はぁぁっ!」
奮った拳が空回りしたところに、風を切り烈蹴が俺の頭を捉えた。
強烈な一撃に意識が一瞬遠退いたが、それでもヴァルツの装甲の堅牢さ故か意識を取り戻しすぐに体制を立て直す程度の余裕はあった。
「はぁぁぁぁっ!!」
とどめの一撃として放たれる強烈な蹴り。
先ほどよりも大振りになっていることからそれがとどめの一撃ということが予想できる。
……その隙を見逃すわけなどない。
「やられてたまるかよ!」
《ヴァルツクロー!》
腰にマウントされていたエクスライザーが変形、三又のクロー型武器・ヴァルツクローとなるとそれを握りしめ斬りかかる。
蹴りとクローがぶつかり合い火花が飛び散る。
「やるな!」
「そっちこそ!」